2012年05月10日
コンプガチャ
SNS系のゲーム市場に参入していた会社にとっての「打ち出の小槌」であったコンプリートガチャが終了するようです。
以前からだいぶ問題視され、新聞やテレビなどで報道されているので、コンプリートガチャがなんたるかはお分かりでしょう。
私もSNS系のゲームはやっています。そのゲームにもコンプリートガチャがありましたが、手を出さずに我慢していました。
SNS系のゲームは、原則無料で遊べるのですが、他の人に勝つため、あるいは、他の人に評価してもらうため、また自己満足するには、
課金したほうがゲーム有利に展開します。
さて、私の話。
今やっているのは、高校野球のゲームです。ユーザーは全国のどこかの高校野球児になります。弱いと補欠。試合に出るためには、
打撃力や守備力を上げなければいけません。課金しないと回りと同じレベルしか上がらないので、延々補欠が続きます。
4番バッターになったり、エースピッチャーになるには、課金して他の人より、数倍早く能力値を上げる必要があります。
「活躍したいな。」となり、意思が弱いと課金地獄が待っています。大の大人でもこの有様。子供たちが餌食となるのは、明らか。
課金がないとゲーム会社である運営サイドには、うまみがありませんが、
社会問題にならないような仕組みを考えてもらう必要があるようです。