2012年01月30日
宗教法人の届出
監督官庁がからむ届出関係は、かなり徹底して管理監督されているものだと思っていましたが、宗教法人に関して言えば、
そうではなかったようです。
style="MARGIN-RIGHT: 0px"><宗教法人>把握が不徹底 名簿未提出率、
都道府県で差(毎日新聞 1月30日)
宗教法人が提出を義務付けられている役員名簿などの書類について、都道府県によって未提出率に差があり、
判明した中で最新の08年分では最大で約50倍の開きがあることが毎日新聞の調べで分かった。(以下略)
記事によると、平均の未提出率は9.1%。香川の未提出は32.0%、大阪は、31.9%
過料の制裁が、登記懈怠よりも軽微(10万円以下の過料)であるのもその一因だと思われます。
また都道府県の鈍い対応にも問題がありそうです。
宗教法人の総数は18万を超えているようですが、案外多いですね。
宗教法人は、問題がある場合も一部見られますが、地方の宗教法人は、ほとんどが普通のお寺。「お坊さんに過料の制裁なんて」
と腰が引けている都道府県もあるのでしょうか?都道府県が、かなり厳しく指導している分野もありますから、
あまり温度差のないような対応を期待したいと思います。