みんなは興味がないこもしれませんが、早稲田の次期総長に鎌田先生がなるようです。
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早稲田大:新総長に鎌田氏
(毎日新聞 2010年6月16日)
早稲田大は15日、白井克彦総長(70)の任期満了に伴う総長決定選挙を行い、鎌田薫・法学学術院教授(62)
を第16代総長に選出した。任期は11月5日からの4年間。選挙は鎌田氏と小山慶太・社会科学総合学術院教授(62)の一騎打ち。
投票総数1922票のうち鎌田氏1028票、小山氏844票だった。
鎌田氏は早大出身で専攻は民法。法学部助手、教授などを経て09年から現職。
法制審議会民法部会長などやられている先生ですので、ご存じの方も多いと思います。
私が学生の頃、鎌田先生に民法(物権)を教わりました。
鎌田先生の分かり易い講義で、物権に興味を持ち、当然の流れで司法書士になりました。
なんてね。
大ウソです(笑)。
当時の早稲田大学の法学部は1年に1回の試験に合格すれば、単位がもらえました。当然出席の確認もありません。課題もありません。
官僚になろうとか弁護士になろうとかいう一部の学生を除けば、大半の学生は授業も受けません。バブル期の学生ですから、遊んでばかり。
私もそうした学生の一人。
当時は、物権も債権も区別ができないくらいのお気楽なおバカな学生でした。
試験の直前に真面目な学生から複数の問題の模範解答のコピーをもらい、一夜漬けで丸暗記するだけ。
今回のニュースでお写真を拝見するまでは、お顔もしりませんでした(笑)。
そんな私が、このニュースでブログを書く気になったのは、忘れられない思い出があるから。
要領の良さだけが取り柄の私は、学校の成績も悪くありませんでした(授業は出てませんけど。)
そんな私に落第点をくれたのが鎌田先生。
たぶんヤマがはずれたんだと思いますが、「物権って何?」っていうレベルの学生でしたから、落第点も当たり前。
「そんな学生も今は司法書士ですよ。鎌田先生。」
物権の試験勉強を特に何もしなくても、「優」の答案が書ける頃、お会いしたかったもんです(笑)。
私のゼミの近江先生は、この件どう思ってるんだろうなぁ(分かる人だけ笑って下さい。)