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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2010年05月20日

竹林からタケノコを盗んだら

今日は一般向け。

京都山城産のタケノコを竹林から盗んだとして11人が書類送検されたというニュースがありました。

この犯罪と

東京都港区のスーパーでタケノコを盗んだという犯罪は同じでしょうか?

 

「そんなのどっちも窃盗罪だろ。」と思われる方が多いと思いますが、違うようです。

 

竹林のタケノコ泥棒は、森林法違反。

 

森林法
第百九十七条  森林においてその産物(人工を加えたものを含む。)を窃取した者は、森林窃盗とし、
三年以下の懲役又は三十万円以下の罰金に処する。

 

刑法
第二百三十五条  他人の財物を窃取した者は、窃盗の罪とし、十年以下の懲役又は五十万円以下の罰金に処する。

 

竹林とスーパーで同じ罪じゃ割が合わないという理屈なのかどうなのかは分かりませんが、森林窃盗のほうが罪が軽いですね。

 

こちらのHPで細かく解説してあります。
http://homepage2.nifty.com/n_taoka/kinoko.html

 

無邪気に山菜を摘んだつもりでも、森林法違反になる場合がありますので、ご注意下さい。

 

愛媛県庁も警告されています。

山野草の盗掘防止について
http://www.pref.ehime.jp/h15800/1185057_1934.html

2010年05月19日

無煙タバコに挑戦してみました。

愛煙家には厳しい日々が続いておりますが、
昨日JTから発売されたばかりの無煙タバコ、ゼロスタイル・ミントを早速試してみました。

パッケージはこちら
カートリッジ・2本入り 300円(左)と詰替用カートリッジ4本入り(右)400円

 

 

こんなかんじのカートリッジ。禁煙パイポっぽい

朝飯を食べて、食後の一服として初「無煙タバコ」に挑戦。
初めは吸い方が良く分からず、ミント味の禁煙パイポかな?という印象。
これじゃだめだな。と思っていたら、

しばらくして、「あれ?」「ニコチン来たかも。」
多少の満足感があり、普通のタバコは吸いませんでした。

その後、
断続的に来る吸いたい衝動を抑えるため、とりあえずくわえっぱなし。

 

お昼も食後の一服は「無煙タバコ」、吸いたい衝動もなくなりましたが、さすがに1本だけ普通のタバコを吸ってみることに。

今日1本目なので、クラクラします。

その後も「無煙タバコ」をくわえっぱなし。6時間使用したところで効き目がなくなり、2つ目のカートリッジに交換。
衝動がなくなります。

なんと6時まで1本で乗り切りました。

 

最初に吸った印象では、どうしても吸えない環境(飛行機、電車、タクシー)
や長時間の会議中に補助的に使用するものぐらいのかんじでした。

しかし、毎日50本は吸うヘビースモーカーの私が業務時間中1本。

補助的どころかメインの銘柄になりそうな予感。

 

アルコールが入ると厳しいかもしれませんが、案外いけます、しのげます。

禁煙パイポっぽいので、ついつい禁煙しているような錯覚に陥りますが、れっきとしたタバコ。

私個人的には「あり」です。

騙されたと思って挑戦してはいかがですか?(かなり売れ行き好調のようです。)

2010年05月18日

準会計士ってなあに?

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資格試験の二段階化を=公認会計士協
(5月17日21時28分配信 時事通信)
 日本公認会計士協会は17日、資格試験を「予備試験」「公認会計士試験」の2段階方式にするよう求める提言を発表した。
最初の予備試験の合格者を「準会計士」と位置付け、監査法人など企業に就職して実務経験を積むことを可能とする。
 提言によると、準会計士は企業で3年間の実務経験を積めば公認会計士の受験資格を得られ、この間、十分な専門性を身に付けられる。
予備試験の合格者数は毎年1500人〜2000人を想定。年間合格者を抑制することで、会計士の就職難を解消するのも狙いだ。

以前の「公認会計士も就職たいへん
という記事をアップさせて頂いた公認会計士ですが、就職先確保を含めて、色々議論されているようです。

「会計士補とどこが違うの?」と思う方もいると思いますが、会計士補は今存在しない資格です。
(2006年4月1日以前に会計士補であったものを除きます。)

他の士業の動向には疎いので、ここまで公認会計士の資格試験が煮詰まっているのを知りませんでした。

 

監査をしない会計士等色々な意見が出ております。


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100517-00000002-zdn_ait-sci

 

制度向上のためには、活発な議論が必要なようで、
先日の東京司法書士会でも司法書士の名称変更等について質問でもあれば良かったような気がします。

公認会計士の世界に監査をしない公認会計士がいるように、

司法書士の世界に登記をしない司法書士もいます。

 

資格といっても業界内部でないと見えてこない問題点など色々ありそうです。

2010年05月17日

東京会の総会、無事終わりました。

先週土曜日は、東京司法書士会の定時総会でした。昨年は午後1時から午後8時までかかった総会でしたが、
今回は議案の少なかったこともあり、午後5時頃には終わりました。早く終わっても、午後5時過ぎから飲んでましたので、
長い長い1日となりました。。。参加された方々、お疲れ様でした(笑)。

 

定時総会が明るい内に終わったのは、私が知る限りありません。確かに議案の少なかったせいかもしれませんが、質問も少なく、
ちょっと拍子抜けしました。現執行部への信任の現れだと思いますが、あるべき色んな意見が出ない状況になっていないことを祈ります。

無事予算案も通りましたので、港支部で司法書士劇団「リーガル☆スター」の公演を行うことになりそうです。支部の仕事としては、
ビッグ・プロジェクト、忙しくなりそうです。

来年の総会は選挙の年。つまんないことに巻き込まれないことを切に願います。。。

2010年05月14日

ん?な記事

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<市民後見人>支援・養成の自治体7%
 取り組みに差(5月11日 毎日新聞)
 認知症の高齢者や知的・精神障害者を支える「市民後見人」の養成や支援を行っている自治体が全体の約7%
にとどまっていることが日本弁護士連合会の調査で分かった。今年4月で開始10年を迎えた成年後見制度には、
社会全体で高齢者らを支援していこうとの理念があるが、自治体間で取り組みに大きな差が生じている。【伊藤一郎】
 成年後見制度では、家庭裁判所が親族のほか司法書士、弁護士などの専門家を後見人に選ぶことが多い。(以下略)

読んでいて「ん?」と思いました。

ニュースのネタ元となる調査自体は日本弁護士連合会が行ったものですから、この文面、この流れでいくと、

成年後見制度では、家庭裁判所が親族のほか弁護士、司法書士などの専門家を後見人に選ぶことが多い。

となるはず。成年後見制度に関するニュースの多い毎日新聞。盛岡で後見人が260万円を着服し、
実刑判決があったニュースを報道しているのも、今の段階では毎日新聞のみ。

職業後見人としては、司法書士のほうが弁護士より多い。

そういう基本的なデータがわかっている、後見制度に詳しい記者が書いたんでしょうか?

不祥事以外で初めて「司法書士、弁護士」の並びの記事を見ました。リーガルサポートには、ますます頑張って欲しいもんです。

P.S.
明日は東京司法書士会の定時総会。怒号が飛び交うか???