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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2009年10月15日

久しぶりに犯罪収益移転防止法のお話

会社の登記での犯罪収益移転防止法のお話。

他の方がどれほど犯罪収益移転防止法を順守されているかわかりませんが、うちの事務所は、ガッチガチで対応しています。

非対面の場合も、ガチガチ。5回目の重任のお客にも今更本人確認してます。(しかも郵送代はうち持ち。。。)

 

管轄外の本店移転後の依頼で、送付不能な場合を除き、この1年半、本店所在地に送付できないことはありませんでした。

しかし今回、本店には送付できないけど、支店には送付できるという場面に出会いました。

しっかり犯罪収益移転防止法のお勉強でもしていれば、支店に送ればOKだとか、更にその例外だとか、すぐわかるんでしょうけど、
さすがにそこまでは。。。

 

しかし、このゲートキーパー、

付き合いの長いお客なら、説明して理解してもらえますが、新規のお客を開拓しようとしている新人司法書士には、
ちょっと酷かもしれません。

「そんなうるさいこと言うのなら、おたくには頼まないよ。」みたいなセリフはありがちかもしれません。

 

そういう意味では、ガチガチの運用が受け入れてもらえるうちの事務所は、恵まれているのかも。

 

10年メンバーの入れ替えのない役員変更や商号変更に対して、一律にこの法を適用させるより、株式の譲渡や募集株式の発行のほうが、
よっぽど危ないとは思うんですけどね。

 

P.S.

6ヶ月から1日過ぎた謄本の提示を受け、わざわざ謄本を取り直すのは、さすがに馬鹿らしいと思ったことがありました。

そうでなくても馬鹿らしいことだらけですけどね。

 

2009年10月14日

最近の書面決議

かなり遅い時間からテンションをあげて議事録を確認。

最近多い外資系企業の書面決議一式日英混合バージョン。

定時総会も平気で書面決議。

会社法施行当時と比較すると、担当者も慣れたのか、割と出来のいいものが多い。

日本法令外国語訳データベースシステム 

↑での用語に揃えてあげるぐらいで終わり。

 

やること多いなあ。疲れたから帰ります。

 

2009年10月13日

無料の携帯ゲームの問題点

最近個人的にも過度にハマっている携帯ゲームのお話。

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「無料で遊べる」携帯ゲーム高額請求相次ぐ
(2009年10月10日14時44分  読売新聞)
 「無料で遊べる」とうたう大手携帯ゲームサイトから高額な情報料を請求され、トラブルになるケースが相次いでいる。
 5歳の子どもが親の携帯電話で遊ぶうち、10万円もの高額アイテムを購入してしまった事例も。
親は電話料金に上乗せされた請求を見て初めて気付くことが多いという。国民生活センターは携帯電話会社などに対し、
高額請求の場合は一時的に請求を止めて調べるなどの改善策を求めた。(以下略)

私個人的には、有料の携帯ゲームと無料の携帯ゲームそれぞれ1種類ずつやっています。有料のゲームは月額300円。
(もちろんパケット代は別にかかります。)もう4年ぐらいやっているでしょうか?

割と凝り性なので、全力で取り組んでいます。対戦形式のものですが、相手の大半は中学生や高校生。
そのゲームの全国大会で準優勝したこともあります。その狭い業界の中では、ある程度の有名人です。相手は、
まさかこんなおじさんがやっているとは思わないでしょうが、おじさんは本気です(笑)。この有料ゲームは、これ以上お金もかからないので、
ある程度は満足しています。

問題なのは、無料ゲーム。3ヶ月ほど前に、高校の同級生に誘われて始めてから、どっぷりハマっています。無料ということもあり、
そのゲームには、今日現在で、およそ10万人のユーザーがいます。

現在のランキングが、100位まで発表されるシステムですが、私も高校の友人も100位以内に入っています。

凝り性なので、このくらいの順位にはなると思っていましたが、無料ゲームの限界もあります。

国民生活センターも忠告しています。

http://www.kokusen.go.jp/mimamori/pdf/support16.pdf

 

熱くならなければ、無料で楽しめるゲームですが、ゲームを有利に進めようとすると、やっぱり限界があります。

それなりに節度のある大人でさえ、夢中になりますから、子供の場合は、さらに問題でしょう。

携帯ゲームに興味を持てとは言いませんが、携帯の無料ゲームがこんな仕組みになっていて、
子供にも簡単に利用できる状況になっているのは理解してもらいたいと思います。

また、有名なドラクエも、今はネットワークに接続できる仕組みになっています。危ないネットワークの世界に近いところで、
子供たちは遊んでいます。どんなリスクがあるかしっかり知って、管理することが大切だと思います。

 

2009年10月09日

台風と私 後篇

バス停から少し離れたところに、雨宿りができるところがあります。ちょっと距離があるので、「もしバスが来たら、
通り過ぎてしまうかもしれない。」

ひたすらバス停に一人。

いたいけな少年は、ひたすら待ち続けました。

2時間くらい待ったでしょうか、1台の車が目の前に停まりました。見ると園長先生。

園長先生「台風でバスは来ないよ。台風で保育園も休みだよ。」

「(そりゃそーだよな。)」そう思ったものの、無言でそのまま家に帰りました。

言われたことを忠実に守る園児。

そんな幼少期を過ごした私は素直な大人になりました(笑)。

園長先生が通らなかったら、丸1日待っていたことでしょう。

自分の子供には、とてもそんな経験はさせたくありません。

しかし、何でうちの親はあんな台風の中、子供を放り出したんでしょうね。

夏休みに帰省した際、このことを母に問い詰めましたが、全く記憶にないようで。

そんな教育方針(?)のおかげで、強い子にはなりました。

台風が来ると、いつもこのことを思い出します。

 

 

2009年10月08日

台風と私 前篇

今日は司法書士とも法律とも無縁なお話。

大型台風が上陸するというので、覚悟していましたが、東京をあっさり通過。交通機関の弱さが目立つだけでした。

 

私は宮崎育ちですから、台風には慣れています。だいたいどこの家でも台風に備えて、頑丈な雨戸があります。

台風で学校は休みになったことも少なくないです。

そんな台風の通り道である宮崎の幼少期の話。

子供の頃、保育園に通っていた5歳ぐらいの頃の話です。

保育園までは市営バスに一人で乗って通っていました。近くのバス停まで徒歩7分くらい(田舎でずから)、
そこからバスで3キロぐらい行くと、保育園です。

保育園に通って数ヶ月経った頃、強い台風が宮崎を襲いました。
外は暴風雨。しかしうちの親は台風のことを全く気にせず、少年を送り出しました。

傘が飛ばされそうになるのを懸命に押さえながら、バス停に行き、バスが来るのを待っていました。

今でこそ「台風で学校は休みになるんじゃないの?」という発想がありますが、年端もいかぬ、いたいけな少年にはその発想はありません。

ただバスを待つだけ。

長くなったので「つづく」