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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2008年11月20日

文科省と防衛省、オンライン申請システムを停止へ

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(c) node写真素材 PIXTA

徐々にではありますが、法務省のオンライン申請も増えてきています。

http://www.moj.go.jp/MINJI/shinsei.html

10月の不動産登記はついに108,652件超え。(不動産登記が減って暇なんで、
オンラインでもやるかなんて理由でないことを希望します。)

 

これと比較してはいけないんでしょうが、こんなニュースが。

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文科省と防衛省、
オンライン申請システムを停止へ(2008/11/20 ITPROニュース)
文部科学省のオンライン申請システム(696手続きを取扱い)と防衛省の申請届出システム(36手続きを取扱い)が、
停止に向けての方針を固めた。
 両システムは、第3回および第4回の電子政府評価委員会における議論において、利用率の低さなどから「停止することが適当」
との意見が出された。両省がそれを受け入れる形で停止に向けたパブリックコメントを実施、意見募集を11月18日から開始している。
(略)

 

停止対象システムの概要および停止理由

http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/densihyouka/pc081118_bessi.pdf

 

この資料によると平成19年度の申請件数は2252件、うちオンライン申請は4件。
1件あたりの経費は9,230,000円。

申請1件900万もかかっているようじゃ、経費削減が優先されても仕方ないでしょうね。

法務省のシステムも乙号と特例方式がなかったら、同じ道を歩んだのかもしれません。

電子政府評価委員会では、「今回の例は見直しをする上でよいケースであり、どのように対応・改善がされたかについて、
他府省でも参考にすべき」としています。

こういった議論を通じて、法務省のシステムも利便性が向上してもらえるといいのですが。

法務省のオンライン申請システムのご利用環境の注意書きに、

※ Microsoft Windows Vista(日本語版)につきましては、
法務省オンライン申請システムで正常に動作しないことを確認しておりますので、
同ソフトウェアを用いての本システムのご利用はお控えいただきますようお願いいたします。

と書かれていますが、いいかげんVistaにも対応して欲しいですよね。

 

堂々と

 

正常に動作しないことを確認しております

 

と書かれた文章が悲しすぎます(笑)。

 

2008年11月19日

110億円の融資

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<駒沢大学>金融危機で154億円運用損…
キャンパスも担保(11月19日 毎日新聞)

 駒沢大学(東京都世田谷区)
がデリバティブ取引で154億円の損失を出していたことが分かった。世界的な金融危機の影響を受けたといい、損失を穴埋めするため、
今月になって大学キャンパスなどを担保に銀行から110億円の融資を受けた。

 大学によると、
昨年7月に外資系金融機関2社との間でデリバティブ取引の「金利スワップ」と「通貨スワップ」の契約を締結した。契約額は約100億円。
しかし、金融危機で円高が進んだことなどから、特に今年9〜10月になって損失が急拡大。同月末に解約したが、
最終的に損失額は154億円に達した。 (以下省略)

デリバティブ取引というと、オレンジ郡、P&Gなど古い事件を思い浮かべる方もいらっしゃると思います。私個人的には、
やっぱりベアリングの破綻。阪神淡路大震災の影響もあったようですが、
SIMEXとOSEでの日経225先物でたった一人のトレーダーの失敗で歴史あるベアリング銀行が潰れたニュースは、
大きなインパクトがありました。

プロでも失敗しますし、たった一人のプロが大きな金融機関を潰すのもデリバティブ取引。
リスクが高いのは素人でもわかる取引のはずですが、駒沢大学はやってしまったようです。

 

154億円。

 

駒沢大学の資産総額は940億円、もうちょいやられるとベアリング銀行の二の舞です。

とここまでは一般人の目線。

 

でも司法書士の目線では、

「大学キャンパスなどを担保に銀行から110億円の融資を受けた。」の部分。

銀行の貸し渋りで担保の設定が減ってしまって、困っている司法書士業界としては、110億円の担保の設定はそこそこの商売。

「登録免許税(債権額の0.4%)デカいな」とか「司法書士報酬もそこそこあるな」と変な部分にひっかかってしまいました(笑)。

 

2008年11月18日

これから支部セミナー

今日はこれから港支部セミナーです。更新手抜きっぽくてすみません。_(._.)_

2008年11月14日

合格率は科挙並み?旧司法試験

平成20年度旧司法試験第二次試験の結果について
(法務省HP)が公開されています。

ロースクールが始まって、合格率は司法書士試験が3%を切る狭き門の代表格となっておりましたが、旧司法試験は恐怖の1%
割れの

受験者数18,203人  合格者144人  合格率0.79%

200人入る大教室で1人受かるくらいの感覚。50人のクラスだと3クラスに1人いるかいないかの難関。

そんな難関に20歳の若者が合格しています。大学2年?

「ロースクール行くの時間とお金の無駄、俺なら受かる」という猛者かスペックがものすごい天才か?

灘高校→東大文T

開成高校→東大文T

のあたりの若者でしょうか?

昔Z会という通信教育で、毎回数学で上位に入るメンバーがだいたい灘高校→東大理V、開成高校→東大理V、ラサール→東大理V。

成績優秀者はペンネームと出身高校が公開されるのですが、
灘高校3年○○○○
灘高校3年○○○○
ラサール高校3年○○○○
開成高校3年○○○○
麻布高校2年○○○○(←2年というのがすごい)
灘高校3年○○○○
ラサール高校3年○○○○
の中に

中学3年勝ち誇るウグイス

という猛者がいました。

ラサール→東大理Vの経歴を辿った友人が、「例の“勝ち誇るウグイス”、うちの学部に入ってきた。」といっていましたので、
当然のルートを辿ったようです。

世の中には、信じられない優秀な方がいるようです。どんな人生を送られることやら。

これから軽く飲み行きます。
じゃ。

 

2008年11月13日

ガンガン活用してください。 Dropbox

ちょっと古いネタですが、便利なのでご紹介。

司法書士の中には、事務所のパソコンで作業して、帰宅してからも家のパソコンで作業する勤勉な方もいらっしゃると思います。

私も事務所のパソコンでこのブログの記事を書いて、途中で帰宅してから、家で作業を続けたいと思うこともあります。
(でも実際のところ、帰宅してまで、ブログを書こうなんて気力はありませんが。。。)

パソコンを持ち歩けば、作業環境は同じですが、軽くなったと言われるノートPCも結構重い。

会社と自宅で作業するには、2台のパソコンがあったほうが便利ですよね。

でも問題は作業環境の同期。

USBメモリーで作業したファイルを保存して、自宅で作業し、完成したら、またUSBメモリーに保存、
会社でそのメモリーを読み込んで保存。

この方法でもなんとかなりますが、結構面倒です。保存のタイミングが違うと、微妙に似たファイルが会社と自宅に別々に保存されて、
訳わかんなくなったりします。

司法書士の作業中のファイルは、守秘義務の多いものもありますから、USBメモリーを紛失してしまうとOUT。

結局遅い時間まで、残業。

複数のPCの管理に苦労している方、そんな苦労を吹き飛ばす素敵なサービスが

http://www.getdropbox.com/

 

面倒な同期が自動的に行われ、ファイルが同期されます。自宅で作業したファイルも会社ですぐに作業再開。

仕事中毒にならない方には、おすすめのサービス。

詳しくは
こんなデータ同期サービスがほしかった
– 『Dropbox』は試す価値アリ!」
をご覧下さい。