今日も体調イマイチです。提携で司法書士が4名関与のニュースから。
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非弁提携事件、別の弁護士2人も関与…大阪府警調べ ◆司法書士4人も
(2008年2月19日 読売新聞)
大阪弁護士会所属の弁護士2人が逮捕された消費者金融会社「ダイエーリース」(堺市)
を巡る弁護士法違反(非弁護士との提携)事件で、別の弁護士2人と司法書士4人も同社側から多重債務者のあっせんを受け、
破産手続きなどを行っていた疑いの強いことが大阪府警捜査4課の調べでわかった。
■「債務者十数人のあっせん受けた」司法書士認める
ダイエーリースから多重債務者の紹介を受けたとされる4人の司法書士のうち3人は、
読売新聞の取材に同社側から紹介を受けたことを認め、うち男性司法書士の1人は「弁解のしようがない」と漏らした。
長橋容疑者から破産手続きに必要な債権者リストを渡されていたが、
同社の融資が免責の対象にならないよう同社はリストから除外されていたという。
紹介を受けた多重債務者は十数人にのぼるといい、男性司法書士は「リスト作成の事務手数料として支払ったが、実質的には紹介料だった」
と打ち明けた。
別の男性司法書士も「件数は覚えていないが、任意整理で5万円、自己破産で10万円の手数料を払っていた」、女性司法書士は
「20〜30人を紹介された」と話し、残る1人は紹介を受けた事実を否定した。
最初に非弁提携事件が報道された時に、もしかしたら、司法書士も関与してるのかなと思っていましたが、やっぱり。orz
しかも4名。
新人が港支部に登録した際、口をすっぱくして「気をつけてね。」と警告しているのが、この提携。
安定した収入を得られている司法書士なら、この手の事件に巻き込まれることもないんでしょうが、新規登録者を含めて、収入が不安定だと、
おいしい話に乗ってしまうんですかね。。。
これで業務停止なんかになると、また支部長特有のお仕事「事務所閉鎖の立会い」をやらなくてはならなくなります。
皆さんくれぐれもおいしい話にのらないようにお願いします。
大阪である事件は東京でもありそうですが、こればっかりは勘弁してもらいたいもんです。
とはいえ、「収入不安定で仕方なく」は、司法書士をこんな事件に関与させるまで追い込んでしまうのでしょうか?
一体いくら収入があれば、おいしい話に耳を傾けず、また、無料法律相談会を始めとした公益的活動に協力頂けるでしょうか?
予備校のパンフレットに司法書士の年収1400万円という伝説(?)がありますが、全ての司法書士は、年収1400万円あれば、
この手の事件に巻き込まれないんでしょうか?
ある程度信用できそうなデータを基に、資格別年収ランキングなるものを発表されていました。このデータによると
医師・歯科医師・獣医師・薬剤師・看護師・弁護士・弁理士・公認会計士・税理士・不動産鑑定士・一級建築士・土地家屋調査士・
社会保険労務士・中小企業診断士・行政書士・測量士などの資格に司法書士も含めた年収ランキングが公開されています。
ちなみに、このランキングで弁護士は5位。
さて問題です。
司法書士はこの中で何位にランク付けされているでしょう?
A 3位
B 7位
C 9位
D 圏外
この順位の年収で、
おいしい話を無視できるのか???(個人的な意見としては、回りは、もっと稼いでそうですけどね。。。)