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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2007年12月13日

どうにも

どうにも忙しくて、毎日すみません。

2007年12月11日

中央図書館で成年後見の講演会

先週の土曜日、下記講演会が東京都立中央図書館でありました。

平成19年度 第3回 法律情報サービス講演会
 「成年後見」 ( せいねんこうけん ) ってなに? 

講師 : 松井 秀樹(まつい ひでき) 氏
(社)成年後見センター・リーガルサポート専務理事
司法書士(東京司法書士会所属)
日時 : 2007年12月8日(土) 14:00〜16:30
会場 : 東京都立中央図書館 4階 多目的ホール

主催 : 東京都立中央図書館
共催 : 東京司法書士会
協力 : 法テラス東京(日本司法支援センター東京地方事務所)

東京会は、東京会企画部と港支部で準備しました。

安定感抜群のリーガル松井専務。

 

待合室には、中央図書館にある成年後見に関する書籍が展示してありました。

よく見ると私の本(すぐに役立つ 成年後見制度の法律と手続き)が真ん中に(^^♪

 

今後も都立中央図書館に講師派遣できればいいんですけどね。

色々ご準備頂いた都立中央図書館の方々ありがとうございました。

2007年12月11日

さすが師走

ネタはあるけど、もろもろ忙しく、ごめんなさい。。。_(._.)_

2007年12月07日

株主総会決議取消

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プリカは「利益供与」、総会決議取り消し命じる…東京地裁(12月6日 読売新聞)

 東証1部上場の部品製造会社「モリテックス」(東京都)
の株主総会で決議された役員人事を巡り、経営陣の刷新を求めていた筆頭株主の制御機器製造会社「IDEC」(大阪市)が、
株主の意見が正しく反映されていないのは不当として、決議の取り消しを求めた訴訟の判決が6日、東京地裁であった。

 鹿子木(かのこぎ)康裁判長は、
モリテックスが議決権行使を条件に株主1人当たり500円分のプリペイドカードを贈呈していた点に触れ、
「カードの贈呈は会社法が禁じた利益供与に当たる」と述べて決議取り消しを命じた。

 東証1部上場企業の株主総会決議が、訴訟で取り消されるのは異例という。

確かに滅多にないですね。たまに株主総会決議取消請求事件があっても、原告の請求が棄却されるほうが多いようです。

各社の言い分


「モリテックス」


「IDEC」

投資ファンドからの株主提案は多くなったようですが、この株主提案は筆頭株主の「IDEC」からのもの。「モリテックス」
の株主総会の招集通知には、株主提案について取締役会として反対する理由が詳細に記載されています。

上記のやり取りは「モリテックス」
の株主総会の招集通知
(ご興味ある方はP.58〜P.64のあたりをご覧下さい。)

これ以上の詳細はわからないので、こうして読むとどちらの言い分が正しいのか理解に苦しみます。

「モリテックス」は控訴する気満々ですので、今後の動きに注意したいところです。(役員変更は、司法書士が登記したはずなのにね。。。

株主総会のお話でしたので、2007年版の株主総会白書(商事法務)
から今日の問題。

ご存知のように会社法では、
株主総会議事録に議長及び出席取締役の記名押印は不要となりましたが、今回の集計結果(回答1952社)によると、
総会議事録への押印を行わなかったと回答した会社は

前の年に比べて5.3%

A 増えた
B 減った

2択ですが、トレンドを読むのは難しい。。。

2007年12月06日

師走と地面師

昨日は遠方に行っており、帰れませんでした。失礼しました。今日もこれから研修。師走は、やはりドタバタです。
年内に何とか終わらそうという日本人の性格なのか皆ドタバタしてしまいます。

こんな忙しい師走ですが、忙しいと危ない仕事も紛れ込んでしまいます。

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15億の詐取容疑で地面師ら再逮捕 被害総額20億円にも(12月6日 産経新聞)

 土地の所有者になりすまして土地の売買契約を結び、
不動産業者などから現金15億6250万円をだまし取るなどしたとして、警視庁捜査2課は詐欺などの疑いで、住所不定、無職、
星谷譲治容疑者(53)=詐欺罪などで公判中=ら5人を再逮捕し、不動産業、柳在玉容疑者(64)ら3人を逮捕した。
星谷容疑者らは今回で2〜5回目の逮捕。立件された被害総額は20億円にものぼっている。
 調べでは、星谷容疑者らは平成17年12月ごろ、
運転免許証を偽造するなどして東京都渋谷区代々木に約1130平方メートルの駐車場を所有する男性会社役員(65)になりすまし、
新宿区内の不動産業者と土地の売買契約を結んで代金8億5000万円を詐取するなどした疑い。

これも司法書士が事件に巻き込まれていると思いますが、師走の事件。どんなに忙しくても慎重に対応しないといけませんね。

しかし最近の運転免許証、印鑑証明書などの偽造も廉価で技術的に高度のものが作成されるようですから、偽者と見破るのは至難の業。
パスポートにブラックライトを当てると偽者と判別できる工夫がされているようですが、これも技術力が高いと同様に偽造されてしまいます。

地面師に騙されないかどうかは、やはり司法書士の「カン」に頼る部分も多いのかもしれません。

建物があればより偽者を見破りやすくなりますが、こういった事件はやっぱり更地。
代々木の約1130平方メートルの土地なんてそれだけでも十分怪しいといえば怪しいですね。

司法書士の本人確認も「干支は?」なんて想定問答集作られるような簡単な質問だけでなく、
予想されにくい何かを準備しておきたいもんです。

さて問題。この手の地面師の詐欺事件、
警察の隠語では何と呼ぶでしょうか?

A あかねこ
B ごんべん
C じどり
D さぎあけ