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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2007年10月12日

24-TWENTY FOUR- シーズン風邪

昨日は久しぶりに風邪でダウン。(実は今年初めて。)「風邪かな?」というシグナルから熱が出るまで半日。困った体です。まるで
「病は弱気から。」

おとといの出来事です。(とてもつまらない「24-TWENTY FOUR-」です。。。)

9AM  事務所のK君が体調不良を訴える。(風邪がうつるのではとすぐに弱気に。)

11AM 皮膚に嫌な違和感を感じる。(風邪がうつったのではと結構弱気に。)
12AM 食欲が微妙に。(風邪がうつったのではと、かなり弱気に。)
3PM  鼻がつまる。(自分の中では風邪がうつったのではと、確信に。)
6PM  早めの帰宅
7PM  薬を飲んで睡眠
9PM  発熱。。。ひたすら睡眠。(やっぱり)
9AM  熱引かずお休み決定。(予想通り)

2日連続して休む訳にもいかず、今日は出勤してます。(ブログは手抜きになりますが、ご勘弁下さい。)

先日港出張所が舞台のニュースをブログでご紹介しましたが、偶然にも今日港出張所の所長さんが事務所にお越しになりました。

本来であれば、私がお伺いしなければならないところなので、恐縮してしまいました。前の所長さんもお越しになりましたし、
港の所長さんはフットワーク軽いですね。

これから年末にかけての登記処理を心配されており、港支部の司法書士会員への協力要請でありました。

早急に対応できるよう具体的に検討に入りたいと思います。詳細確定しましたら、ご連絡します。

週末は本物の「24-TWENTY FOUR-」でも観てゆっくり過ごします。

 

2007年10月10日

港出張所が舞台のニュース

昨日の戦国武将はお楽しみ頂けましたでしょうか?知人に国宝マニアがおりますので、その知人には気にいって頂けたと思います。
個人的には三国志バージョンなどを作成してもらえればなと願っています。データが膨大になりますから、無理でしょうか?
「あなたは最弱キャラ「曹豹」です。」なんて結果が出ると光栄マニアの私には堪らないのですが(笑)。


さて今日は目の前の港出張所が舞台のニュース。

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疑惑登記口利き 村上元行革相の秘書 六本木のビル 支援者依頼受け
(10月10日産経新聞)

 自民党衆院議員の村上誠一郎元行政改革担当相(55)=愛媛2区=の秘書(67)
が大臣秘書官だった2年前、村上氏の支援者の依頼を受け、東京・六本木の通称「TSKビル」
を設立した東亜相互企業の社長解任登記を急ぐよう、東京法務局に口利きしていたことが関係者の話で分かった。(中略)
 支援者は東京都港区の商社社長(58)。(中略)
 商社社長は17年9月26日、株主で役員だった故町井氏の長男(46)に都内のホテルで東亜相互の臨時株主総会を開催させた上、
内妻側の総会出席を妨害し、内妻を役員に再任しない決議を強行。さらに取締役会で社長解任を決め、同日、
役員変更登記を東京法務局港出張所に申請した。
 内妻側は「株主を会場に入れなかった総会は違法」として港出張所に登記申請の却下を要請する一方、
9月29日には総会と取締役会の決議不存在などを求める仮処分を東京地裁に申し立てた。
 これに対し、商社社長は秘書に口利きを依頼。秘書が翌10月3日、港出張所を訪れ、所長に秘書の名刺を渡した上で
「一日でも早く登記してほしい」と要請した。だが、出張所は「書類に不備がある」などとして登記手続きを進めなかった。

私は港支部の支部長ですので、当時の港出張所の所長は存じ上げております。しかし2年前にこんなことがあり、しかも報道されるとは、
所長さんも想像してなかったのではないでしょうか?

法務局の近くで開業してますから、「一日でも早く登記してほしい」なんてお客もたまにいます。またこの手のお客はたいてい飛び込み客。
場合によっては誰かの名刺をもってたりします。

経験上、「一日でも早く登記してほしい」なんてお客は、あまりいいお客とはいえません。
決議内容や変更事項のどこかにやっぱり気になる部分があったりしますし、お金が貰えないなんて笑えないこともしばしばです。
役員全員変更に商号変更や本店移転、目的変更などの総とっかえ。目つきの険しい担当者や黒塗りのベンツ。クワバラクワバラ。

役員全員解任なんかの登記は、書類の不備がなくても登記申請後の手続きが保留になったりしますが(かなり問題がある可能性が高いため)
、このケースも同様だったんじゃないでしょうか?

それともただ単に「書類に不備がある」補正だったのか?真相は闇の中ですが、この手の口利きは勘弁してもらいたいと思います。
要求をはねのけた港出張所はご立派。(毎日遅くまでご苦労さまです。)

 

2007年10月09日

今日は司法書士口述試験だったらしい。

2〜3年前にうちの事務所にいた補助者のY君をご存知の方は、かなりうちの事務所マニア。そんなマイナーキャラのY君が、
今日突然事務所を訪ねてきました。聞いてみると「今日、司法書士の口述試験受けてきました。」とのこと。

もしかしたら、受験諦めているかな?と思ってましたが、よく合格してました。天晴れ!
そんなめでたい日なので、これからお祝い会やります。

 

最近脳内メーカーなど流行ってますので、せっかくアクセスして頂いた方は、

あなたは戦国武将でいうと誰?
」でもお楽しみ下さい。

ちなみに私はGacktでお馴染みの上杉謙信でした。。。微妙。

2007年10月05日

役員変更登記をさぼっただけで100万円

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江崎議員、登記11年“放置”休眠会社、死去後も父が監査役(10月5日
産経新聞)

 自民党の江崎洋一郎衆院議員(比例南関東)
が代表取締役を務めていた会社が約11年間、必要な法人登記の変更を怠っていたことが分かった。
平成8年に死去した父親の真澄元通産相も監査役として登記されたままになっており、会社法(旧商法)違反にあたる可能性がある。
江崎氏は「家族で設立した会社だが、すっかり忘れていた」としている。

 問題の会社は東京都新宿区の不動産コンサルティング業、
スターシップコーポレーション。登記簿によると、平成7年に設立され、江崎氏が代表取締役、母親と姉が取締役、
故真澄氏が監査役として8年10月に登記されて以降、変更はない。(中略)

 法務省民事局によると、役員会がない場合、
法律上は全役員が2年間の任期満了で退任、監査役は死亡により退任した扱いとなる。
事由発生後2週間以内に変更登記をしなければ、100万円以下の過料を受ける。

最近、この手の政治家の不祥事が続きます。今までによくあったのは、不動産の未登記でしたが、今回は法人登記。
誰があら探しするのか知りませんが、よく見つけますね。

管理が甘い会社によくある「登記懈怠」というやつです。会社法施行前は、取締役は2年の任期がありましたから、
これにきっちり対応していないと100万円以下の過料です。

「役員変更登記をさぼっただけで100万円!!」というのはかなり厳しい風に思われるかもしれませんが、
どのくらいの過料が出るもんでしょうか?実際には、個々の裁判官が金額を決めますので、一概にいくらとはいえません。

実務やってる司法書士なら、だいたいのところはご存知でしょうが、一般の方や受験生では知らない方のほうが多いでしょう。

さて問題。今回の江崎氏のケース、
過料はだいたいどのくらいでしょうか?(あくまでも私の個人的な見解です。)

A 1〜3万円
B 5〜15万円←たぶんこれが正解
C 50〜60万円
D 90〜100万円

2007年10月04日

笑う相続人ならぬ笑う被相続人

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「私が死んだらびっくりする」 つくばの男性が1億円寄付(2007.10.4
産経ニュース)
  今年3月に87歳で亡くなったつくば市出身の男性が、遺言により同市社会福祉協議会(久保田尚勇会長)
に約1億円を寄付した。これを受け、同協議会は3日、親族に感謝状を贈呈した。
寄付したのは故・皆川重兵衛さん。生前、資産を銀行に託し、死後、銀行を通じて同協議会に大金が寄付された。(中略)生涯独身。
最近は近い親族もなく、平成16年からは石岡市の特別養護老人ホームに入所。周囲には日頃から「私が死んだらびっくりする」
と口にしていたという。

確かに「周囲はびっくり」でしょう。お亡くなりになって有名になった皆川重兵衛さん、さぞ、天国でニヤニヤしていることでしょう。

素晴らしいお話ですが、また生臭い話。この遺言で銀行はかなりの報酬を得ているはず。そしてもっと気になるのは親族。
「最近は近い親族もなく」とのことですが、本当に相続人はいなかったのでしょうか?

「同協議会は3日、親族に感謝状を贈呈した。」どうやら親族はいる様子。

この素晴らしい遺言がなかったら、もしかしたら1億円を手にした相続人がいたかもしれません。

通常は、生前会ったことのない人の相続人になる「笑う相続人」が出てくるところですが、今回ばかりは「笑う被相続人」

笑うはずだった相続人からすれば、厳しい遺言。感謝状を受け取った親族のお気持ちはどんなもんでしょう。

生臭い理由があろうとなかろうと、「お年寄りは大切に(笑)。」