2007年01月22日
うちの両親の投票:宮崎知事選
消費期限切れの原材料を使うなど食品製造の安全軽視が問題となっている不二家は、
22日午前の臨時取締役会で、引責辞任を表明していた藤井林太郎社長(64)の後任に、桜井康文取締役(58)が就任する人事を決めた。
同日付で、藤井氏は取締役を含めすべての役職を退く。桜井新社長は72年に不二家に入社した生え抜きで、
創業家以外からの社長就任は1910年の創業以来初めてだ。(2007年01月22日asahi.comより引用)
だらだらと3ヶ月後ぐらいまで様子見しようとしていた藤井社長も観念したようです。
在職中の取締役から代表取締役を選定するのは取締役会。臨時株主総会を開催する必要もないので、本気で信用の回復に努めようとすれば、
実際はもっと早めに手を打てたところです。しかしながら創業家以外からの社長就任。不二家の社員にとっては多少プラスのニュースでしょうか?
不二家だけではありません。交代劇といえば、やはり宮崎県知事。とうとう「そのまんま東」
氏になっちゃいました。私の同級生にも宮崎県庁で働いているのがいっぱいいますが、そのトップが「そのまんま東」氏。
不二家の社員と違って、こちら県の職員の意識にはプラスに働くのか?今度同窓会で複雑な胸の内を教えてもらってきます。
県の職員はともかく、腐った連鎖を断ち切るために、県民は「そのまんま東」氏を選択しました。
奥さんの説得に失敗しても県民の説得には成功したことになりますね。昔、大阪で横山ノックが当選した時は、「お笑い好きの大阪らしいや。」
と思っていたんですが、故郷のタレント知事の誕生には、強烈な違和感があります。
しかしながら今まで宮崎県知事の投票結果がニュース速報で流れることもありませんでしたし、「宮崎をどげんかせんといかん。」
などの宮崎弁が全国ネットで流れる(わざとらしさは感じますが)のも異例。
異例の選挙に実際に投票した実家に電話してみました。
「そのまんま東に入れた(笑)?」
母「入れんよ。ちゃんとした人に入れたとよ。」
私「ま、そうやろね。」すると遠くで声が。「・・・」
母「お父さんと美帆(妹)はそのまんま東に入れたっと(笑)。」
東氏の誠実な態度に納得したそうですが、まさか実家の3人中2人がそのまんま東氏に投票するとは。。。当選するはずです。
彼の活躍を期待して見守るしかなさそうですね。