2006年11月14日
また司法書士のイメージダウン。
司法書士がメジャーになるために、体調がいまいちなのに、こんな駄文を書いています。
最近司法書士は頑張ってますよ。法テラスからの鳴りっぱなしの電話の応対、目に見えないけど、ちゃんと頑張ってます。
でも前回の成年後見を巡るトラブルなんかの悪いニュースが1個でもあると、すぐにイメージダウン。そんな嫌なニュースがまた出ました。
(ネタ元は朝日新聞。)
「商工ローンのイッコーの元堺支店長らが不法な手数料など895万円を顧客から受け取っていた。」というニュース。
ここでいう「不法な手数料」とは?
同社の司法書士の資格のない社員に登記申請書を書かせて、手数料を受け取っていたというものです。ここまでなら、
「社員が司法書士法違反やっただけ」で、司法書士のイメージは悪くなりません。
問題はここから、「同社の社内規定に違反し、司法書士事務所の事務員から謝礼を受け取っていたこと。」
月報司法書士でもお馴染み、「キックバック」です。(お馴染みじゃだめですね。。。綱紀事案には、「キックバック」
で事務所拡大しているところが度々あります。)今回は、社内内部からの告発文書で表面化したようです。
この朝日の報道によると「司法書士事務所の事務員から」となっていますが、所長が知らない訳がないです。
こんな報道が多重会務者を始めとした方々が司法書士のイメージアップのために努力してきたものを一発で破壊してしまいます。
明日の朝刊に司法書士の文字が出るのかな。。。武士は喰わねど高楊枝。