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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2005年12月07日

クーリングオフの対象広がる。


今日は、以前お話していた事務所内のパソコン・ネットワークの再構築の作業を始めました。
お昼すぎから作業を開始していますが、現在9時。当然スタッフは全て帰宅してしまいましたが、メーカーの方のみが、
未だ作業を続けられています。

 


「2時間程度で終わりますよ。」とのメーカーの担当者は、
軽く言っていましたが、私は、絶対真夜中までかかるだろうと思っていました。実際そうなりつつあります(泣)。
ネットワークサーバーへのデータの移行作業だけでも、あと3時間はかかりそうです。。。

 


事情がよく飲み込めていないスタッフは、
明日朝から快適な作業ができそうですが、「親の心子知らず。」といったところでしょうか?

 


私も個人事業主ですが、一般的に個人事業主は、
システム関係に疎い人が多いようです。その弱点に目をつけた悪徳業者による『電話リース』の被害が広がっていましたが、
やっと救済措置が取られたようです。昨日の日経新聞によると、これらの電話機をクーリング・
オフの対象となるよう特定商取引法の通達が改正されたそうです。特定商取引法はあくまでも個人の取引を対象にしているものですが、
保護される対象が個人事業主にまで広がったようです。良かった、良かった。

 


電話機の飛び込み営業が事務所に来たりしていましたが、
ようやくそれも静かになりそうです。

 

2005年12月06日

登録免許税が高くなる?


昨日は、失礼しました。多少の時間はあったのですが、新人に説教していたら、
時間がなくなってしまいました。社会人として、まだまだ発展途上にありますので、ご不満な点などありましたら、
厳しくご指導頂ければ幸いです。(時間はかかると思いますが、暖かく見守って下さい(笑)。)

 


今日は、ちょっとだけ登録免許税のお話。先週のニュースで申し訳ないのですが、自民党税制調査会は、
来年の税制改革で、不動産購入の際に、支払わなければならない登録免許税を現在の1%を2%に引き上げる方向で検討を始めたようです。
1%が2%になるだけのようですが、単純に2倍。なんといっても不動産の固定資産評価額の1%ですから、
一般の方にとってみると影響は大きいです。マイホーム購入時には、色々物入りですが、
そのあたりの配慮をしてもらいたいと思います。きっと来年の3月には、「今月中に登記すれば、登録免許税は安い。」
と駆け込み案件が増えそうです。これもまた勘弁ですね(笑)。

 

 


今日はこれから、東京会支部長役員忘年会です。ちょうどその時間、
日司連ホールの地下1階では、今年合格した新人向けの研修をやっています。新人は、きっと真面目に研修を受けられていると思いますが、
8階のホールで、そこそこ憂さ晴らししたいと思います。新人も上のフロアでまさか忘年会やってるなんて、思いもよらないと思いますが、
楽しんできます(笑)。これからしばらくは、忘年会が続き、肝臓に負担がかかりそうです。皆さんも「ウコン」でも飲んで頑張って下さい。

 


でもまあ、
38度の熱があっても忘年会に出席しなければならなかったサラリーマン時代を考えると、楽なもんです(笑)。

2005年12月05日

すみません。。。

オンライン・カジノのコメントスパムが大量に書き込まれるようになっていたので、MOVABLE TYPEのバージョン・アップをして、一応の対策を講じていたのですが、あちらもそれに対して新しい方法を考えてきました。いつまで、いたちごっこが続くかわかりませんが、地味に対応したいと思います。場合によっては、削除しきれないコメントもあるかもしれませんが、ご勘弁下さい。

 

今日は、これから港支部の役員会です。今年最後の役員会ではありますが、検討しなければならない議案も多く、通常よりも、会が長引いてしまいそうです。遅刻しそうなので、今日は、このへんで。。。

2005年12月02日

オンライン指定庁の事務がまた増えました。

今日から事務所に新人(司法書士合格者です。)が増えました。(近々ご紹介したいと思います。)司法書士事務所に新人が加入したら、補助者登録をしなければなりません。今までも、補助者登録はしなければなりませんでしたが、1日を争ってまで登録しなければならいものではなかったと思います。(本来は、比較的速やかに登録しなければならないもの)

 

しかし今はそうもいきません。昔は(オンライン指定庁でない場合を含む)、補助者登録が済んでいない新人でも、法務局で権利証を受け取る事ができました。申請時に使用した印鑑があれば、「原田事務所です。登記済(権利証)お願いします。」と言えばそれでOKでした。

 

ところが、この権利証の受け取りが、新不動産登記法の施行により、オンライン指定庁では、権利証の代わりに、登記識別情報の通知の受領という新しい仕組みになりました。この登記識別情報の通知の受領は、補助者の補助者証(会が発行したもの)と司法書士が作成した特定事務指示書を提示しないともらえない事になっています。

 

当然補助者登録が済んでいないと、補助者証がありませんから、未登録の補助者は登記識別情報の通知の受領ができません。どうしてもあせって補助者登録する必要が出てきてしまいました。まあ、補助者がしっかり登録されるのは、いいと思いますが、事務が増えるのは、勘弁してもらいたいもんです。

(さらに…)

2005年12月01日

今一番有名な資格

世の中には、士業と呼ばれる職業があります。一般の方が誰でも知っている弁護士、税理士を始めとして、弁理士、公認会計士、不動産鑑定士、土地家屋調査士、社会保険労務士、中小企業診断士、行政書士、また最近口述試験があった海事代理士などのマイナーなもの(悪気はありません。)まで様々です。もちろん司法書士もそういった士業のうちのひとつです。

 

そんな色々ある士業の中で、今一番注目を集めているのは、一級建築士ではないでしょうか?千葉県市川市の姉歯建築設計事務所は、今やワイドショー好きのそこらのおばちゃんでも知っている事務所になってしまいました。当然、姉歯秀次一級建築士は、今最も有名な士業の一人となってしまいました。

 

士業と名のつく職業は、各々がプライドを持ち、渡ってはいけない橋は、いかなる理由があろうとも、渡ってはいけないものだと思います。他人の戸籍を簡単に入手できる職務上請求書の悪用など、職業倫理があれば、超えてはいけない領域です。先日より話題にしている非弁、非司法書士も同様であるのは、言うまでもありません。

 

姉歯秀次一級建築士と同様、士業というもの、得意先からの圧力で、この危ない渡ってはいけない橋を渡らせられそうになる時があると思います。しかしながら、資格あっての士業です。士業のひとりとして、高い職業倫理を持ちたいものです。今日は、ちょっとお固い話になってしまいました。