2005年04月20日
法人後見委員会です。
先月休んでしまったので、2ヶ月ぶりの法人後見委員会です。もう始まってしまいますから、更新はまた明日。ちなみに昨日の日誌と同じテーマを扱った番組がNHKで放送されてました。
2005年04月20日
先月休んでしまったので、2ヶ月ぶりの法人後見委員会です。もう始まってしまいますから、更新はまた明日。ちなみに昨日の日誌と同じテーマを扱った番組がNHKで放送されてました。
2005年04月19日
不動産登記法の改正だの何だのやっている間に、公証人役場へ提出する印鑑証明書の期限が6ヶ月から3ヶ月になっていました。(平成17年4月1日より。)登記で要求される印鑑証明書等の作成期限は、もともと3ヶ月でしたから、あまり影響ないかもしれませんが、一応念の為。知ってました(笑)?
公証人役場は、我々にとっては身近な存在ですが、一般の方は生まれて1度も行ったことのない方のほうが多いんじゃないでしょうか?「公証人って何?」とか「公証人役場ってどんな所?」と思われている方が大部分だと思います。「公っていう字が入っているから、とりあえず公の機関じゃないかな??」という程度の認識しかないかもしれません。
世の中には、悪いというか、ずる賢い輩がいるようで、こんな公証人役場のイメージを逆手に取った新手の詐欺があるようです。以前架空請求の間違い探しをテーマにした業務日誌を書きましたが、さらにうまい(?)のやり方です。
卑劣な方法はまた次回紹介します。
2005年04月18日
業務日誌にネタを提供して頂いていたフジテレビとライブドアが和解することになりました。私個人的には、ネタ供給という意味も含めて、「とことんやってもらいたかった」のですが、あっけない幕切れとなりました。こんな結末ですが、ホリエモン的には「想定の範囲内でもいい方の結末」だそうですが、私には、法廷闘争とまでなった今回の一連の騒動も、所詮は「マネーゲーム」にしか思えないのですが、皆さんはどうお考えですか?
多少の知的好奇心を持った方でも、なかなか興味を持って頂けなかった会社法の話題でしたが、今は、お客様との雑談で多少は突っ込んだ会社法の話をしても、退屈せずに聞いてもらえるようになりましたから、それだけでも良しです。
しかし、いい事ばかりではありません。この騒動の影響を受けた新会社法に振り回される日もそう遠くありません。皆さんがライブドア騒動を忘れた頃、地味に会社法の勉強をしている人がいるのをお忘れなく(笑)!
2005年04月15日
もはや業務日誌ではないというご指摘があったので、今日は業務日誌風です。登記申請には登録免許税がつきものです。普段はお客様から登録免許税をお預かりして、印紙を購入し登記申請しています。巨額の増資や担保権の設定などでは、この登録免許税も高額になります。当然登録免許税が1000万円を超える場合も出てきます。
今までは、これらの高額の登録免許税が事務所の銀行口座に振込まれても不安はありませんでしたが、今月からのペイオフ解禁で、そうはいかなくなりました。高額の登録免許税が振込まれた時に、その銀行が破綻なんかしてしまってはシャレになりません。万が一に備えた準備をしておかねばなりません。
今日の日経新聞に法人格のない町内会や同窓会の貯金はどうなるのか?という記事がありました。結論から言うと「権利能力なき社団であれば1預金者扱いとなり1000万円までしか保証されず、任意団体であれば構成員ごとに分割されるので、基本的には保護される」ことになります。
ここで多少の説明。権利能力なき社団とは、社団としての実質がありながら法律上権利義務の主体たりえない団体のことです。 同窓会や町内会をイメージしてもらえばいいかと思います。判例では、権利能力なき社団の成立要件として、団体としての組織があり、多数決の原則 があり、構成員が変更しても団体そのものが存続するなどが挙げられています。その要件を満たさないものは任意団体ということになります。(具体的には、サークル・クラブなどをイメージしてもらえばいいでしょう。)
というもののこの権利能力なき社団と任意団体。同窓会とサークルをイメージしてもらっても、どこが違うの?というぐらいその違いは微妙です。1000万円までしか保護されない権利能力なき社団、かたや保護される任意団体。組織によってはかなりの預金があるところもありますので、ちゃんと対策しておかないと何かあったら一大事です。あなたの所属する組織、大丈夫ですか??
2005年04月14日
先日ロイター時代の元上司から電話がありました。「もしもし、原田?俺だけど。Sさん死んだから。」
Sさんは、私が社会人1年目の時の日本法人の社長だった人です。社会人になって17年たちましたから、当時のお偉いさんがお亡くなりになるのも不思議ではありません。Sさんは英国の方ですから、葬儀も海外で行われます。我々も簡単に葬儀に出る訳にもいきません。日本でご冥福をお祈りするばかりです。(新入社員と社長ですから、直接的な交流はあまりありませんでした。しかし、ちょっと寂しい気分になってしまいました。)
P.S.
ちなみにSさんのような外国人が日本の不動産を取得したまま死亡した場合、名義を相続人に変える必要があります。(司法書士の方ならご存知ですが、当然手続はかなり面倒です。)