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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2004年11月22日

皇統譜

週末事務所に出たんですけど、「働けど働けど。」です。一向に楽になりません(泣)。先日「日誌のお題」を頂きましたので、まずは、最近話題の紀宮様に関するお話。紀宮様は、今はもちろん皇族です。一般の我々と違って戸籍はありません。その代わり、皇族にも我々の戸籍に当たる「皇統譜」というのがあります。さすがに、この皇統譜の種類までは知らなかったので、調べてみました。皇統譜には、2種類あって、歴代の天皇・皇后の戸籍に当たる「大統譜」と、その他の皇族の戸籍に当たる「皇族譜」があるそうです。

民間の我々が、これらの「皇統譜」を見る機会はないと思いますが、結婚されて民間に入られる紀宮様であれば、見る機会はあるかもしれません。結婚されると、当然新しく戸籍に入られます。(ちなみに紀宮様には、現在は苗字はありません。)民間に入られると我々と同じですから、納税義務もありますし、不動産を取得するためには、住民票が必要になります。場合によっては、今後のご生活の中で、印鑑証明書や戸籍が必要になられる機会も出てこられるかもしれませんし、司法書士にお仕事を頼まれる事もあるかもしれません。もし頼まれたりすると普段見ることのない記載のある戸籍を手にする司法書士も出てくるかもしれません。

色々書き足りない部分もありますが、今はお二人のお幸せをお祈りするばかりです。(恐れ多いので、このくらいで勘弁して下さい(笑)。)

追伸
今日は、ちょっと早めですが、港支部の忘年会です。東京湾のディナークルーズなので、遅刻すると豪華客船に乗れません。急いで行ってきます(汗)。

2004年11月19日

すみません。

早速「日誌のお題」を頂きありがとうございます。順次対応させて頂きます。今日から対応しようと思っていましたが、お客様との打ち合わせが長引きそうなので、今日はお礼を申し上げるのみとさせて頂きます。すみません。

2004年11月18日

デット・エクイティ・スワップ改

あれこれ1時間ほど日誌のネタを考えていました。普段は1日の中で、あったこと感じたことを書くのですが、「あれ、いいネタだけど、守秘義務がなあ。」「これも守秘義務の問題あるなあ。」と八方塞になる時があります。

そんな時は、新聞に目を通してネタを探すのですが、今日目にとまったのは日経の1面「三菱商事、いすゞに出資」でした。本来はこのネタを膨らまして日誌を完成させるのですが、今日のこの記事で気になったのは、債務の株式化(デット・エクイティ・スワップ)です。このまま説明してもいいかなあ?とも思いましたが、内容が内容なので誰も読んでくれそうにありません。

興味なさそうな日誌を書いても仕方ありません。どうしようかなあ??と思っていたら時間だけが過ぎてしまいました。そうそう都合よくネタなぞありませんので、毎日こんなことをあれこれ考えている訳です。

必ずとは言いませんが、ある程度は参考にさせて頂きたいと思いますので、是非とも「日誌のお題」を頂きたいと思います。ここのコメント欄でも結構ですし、掲示板でも結構です。助けると思ってご協力下さい。よろしくお願いします。

2004年11月17日

進路相談

今日の日経に司法修習生への給与の廃止が延期になるような記事が載っていました。司法書士は研修中は、もちろん給料なんかありませんし、研修自体が有料です。司法書士の研修制度と比べるとはるかに優遇されています。我々は研修が終わると基本的に一個人事業主となりますから、まあ当たり前といえば当たり前ですが。

ご存知の方もいると思いますが、実は今月初め、この司法試験の最終の合格発表がありました。今年も知り合いで合格した人もいますし、残念ながら不合格だった人もいました。合格発表の日、受験生から電話がありました。電話口に出た声のトーンでなんとなく合否はわかります。出口の見えない中、10年近く勉強していくのは、他人事ですが可哀想です。勉強の方法論より、高いモチベーションを維持していく精神論が大切なようです。

最近、「高いモチベーションを維持していく事ができません。」という受験生と「暫く中断していましたが、また司法試験やろうと思います。」という社会人と話をする機会がありました。「今後どうしたら良いのか?」という相談です。私も脱サラで司法書士試験を受けましたし、出口の見えない中で勉強していました。色々話をしましたし、不安な気持ちもいっぱい聞かされました。適格なアドバイス等できませんが、「こっち(法律関係の業界)の仕事、面白いよ。」という一言で、皆さん結論が出たようです(笑)。

来年こそは頑張れ!!(ちなみに来年受からないと、ロースクールを出ないと受験できなくなります。←厳しい)

2004年11月16日

実印が必要なとき

今日は、ちょっと聞かれたので実印にまつわる話。
この日誌を読まれている方の大半は実印をお持ちだと思います。その実印の登録の時期は、人によってまちまちでしょう。早い人では、成人した記念に登録された方もいらっしゃると思います。(未成年でも場合によっては登録できます。)しかしほとんどの場合、車を購入するとかで登録した方が多いのではないでしょうか。車の運転をされない方は、家を購入される際に登録していると思います。

仕事柄、お客様に実印での押印を求めることが多いですけど、登記に実印の押印・印鑑証明書の提出が必要な場合は限られます。ざっと思いつく代表的なものを挙げると

1 会社の代表者になるとき
2 会社の出資者になるとき
3 遺産分割協議書を作成するとき
4 自己所有の不動産の売却するとき
5 自己所有の不動産に担保権(抵当権等)を設定するとき

などがあります。このうち一般の方は1・2はあまりないでしょうから、大抵は不動産関係で必要になるのです。しかし、法定相続で家を取得したり、現金で家を購入する場合は、担保権の設定がないですから、必ずしも実印を必要としません。自分の所有不動産に不利な処分をする場合に、実印が必要になるのです。

不動産を自分名義にするために、慌てて実印の登録をしようとした方がいらっしゃいましたが、上記に該当しない場合だったので、「実印の登録はしなくてもいいですよ。」とお伝えしたところ、不思議そうな顔をされてました。

逆に言うと実印の押印や印鑑証明書の提出を求められるケースはあまりありませんから、不用意に他人に渡したりしないようにしましょう。(薄い内容でしたが、今日はこのへんで。)