2004年06月15日
飛び入りの方のお話
裁判所行ってきました。まず、飛び入りの方のお話。私以外にも裁判の傍聴をする人が数人いました。予定の時間を過ぎても被告が現れないので、ヒヤヒヤしましたが、数分遅れてやってきました。すでに裁判官は原告にいくつか質問し始めています。被告は私と打ち合わせもできず、そのまま法廷に入りました。私が傍聴席にいるのを確認した被告は、私を見て軽く会釈をしました。今日あえて司法書士のバッチはしないで、傍聴したのですが、被告が傍聴席にいるスーツ姿の私に会釈しているのを見た原告は、不快な表情をしていました。私を誰だと思ったんでしょうね?今日は証拠調べが行われるはずでしたが、原告の訴状・準備書面が分かりにくいので、再度提出するように言われていました。私も訴状と準備書面に目を通しましたが、裁判官の言うように「わかりにくい。」内容です。争点がどこか分かりにくいですし、訴訟とあまり関係のない「恨み節」が多すぎです。本人訴訟だから仕方ない部分もありますが、争点にならないところで、相手はこんなに悪い奴だと準備書面に意見を書いても意味ないです。ただでさえ分かりにくい訴状がますます理解困難になってしまいます。そもそも裁判所に何を求めているかも分かりません。裁判官も大変です。結局双方に準備書面の再提出させることになり、次回の期日は来月となりました。簡裁の事件とはいえ、今度で3回目の期日になります。あと何回で裁判は決着するんでしょうね?もし代理人になってこのように何回も時間を拘束されるようでは、やっぱり登記の仕事のほうが楽でいいよね。ってなってしまいますね。 法廷デビューのつづきは明日。