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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2004年06月08日

招集通知の発送日

先週ちょっと仕事が落ち着いたので、一安心していましたが、6月の定時株主総会開催のための招集通知の発送日(29日開催予定であれば、14日)が近づいて来た事もあり、事務所は「てんやわんや」です。今日書類のチェックをしなければならない状況でしたが、電話電話で遅々として捗りません。結局時間だけが過ぎてしまいました。(今日一日で、何人と会話したんでしょうか。クタクタです。)
状況が厳しいので、日誌はこのくらいで勘弁して下さい。
追伸
法廷デビューの件、依頼者から了解を取りましたので、逐一報告していきます。

2004年06月07日

バイ・チン・ショウ

先週末の考査で第3回目の特別研修が終わりました。受講されてた皆さんお疲れ様でした。
土曜日にグループで打ち上げに行ってきました。どんな飲み会になるかな(荒れるかな?)と思っていましたが、大ハシャギする前に皆グッタリしていました。考査対策で相当お疲れだったようで、早い時間で終了しました。私一人不完全燃焼でしたが、素直に帰宅しました(笑)。
考査は当初の読み通り、賃貸借がでたようで、そこそこ答案は書けた方も多かったようです。「考査は当初の読み通り、賃貸借」との予測の根拠はどこにあるんでしょう?実は、司法試験合格後の司法修習では「バイ・チン・ショウ」を徹底的に叩き込まれるそうです。(ここでいう「バイ・チン・ショウ」とはそれぞれ「売買・賃貸借・消費貸借」のことです。これが基本中の基本のようです。)
私の受けた1回目の考査は「売買」、2回目は「消費貸借」と出題されましたから、余程の事がない限りはこの「バイ・チン・ショウ」の基本から出題されるだろうとの憶測がありました。それで次は「賃貸借」との噂が流れていた訳です。ここを中心に勉強されていた方も多かったようで、違うテーマが出なくてホッとされた方も多かったんではないでしょうか。
ちなみに次の考査は来年になります。基本の3類型は出てしまいましたから、次の試験を受けられる方(多くは今年の司法書士試験合格者)は大変そうです。とはいえ、考査は合格後、まずは本試験に向けて頑張って下さい。(1ヶ月切りましたね。)

2004年06月04日

突然死

今日は、成年後見の日。継続的見守り契約を結んでいる方と面談しました。相変わらずお元気そうで安心しました。
実はつい先日、成年後見に真摯に取り組んでいらっしゃった司法書士の先生が突然お亡くなりなりました。60歳でした。今年になってからも何度かリーガルの役員会などの後で、一緒に飲んだりしていた先生なので、突然の訃報にかなり驚きました。
成年後見の現場では、寝たきりの痴呆の老人の世話で家族が疲れ果てている話はよく聞きます。そんな現場を見ていると、自分はそこまで家族に負担をかけずに、ポックリ逝きたいと思ったりしていました。(私は184センチありますから、こんな巨大なおじいちゃんの世話をするのは誰でも大変だと思いますから。)
不謹慎な話ですが、介護で疲れ果てた家族は、その老人が亡くなるとホッとするといいます。それに比べれば突然死のほうが、介護がない分負担はないといえると思います。しかしながら、自分の肉親の死を予感する事のない突然死は、残された家族に心の準備を与えません。今回の知り合いの先生の死は私ですら衝撃を受けましたから、ご遺族の方の気持ちを思うと悲しい気分になってしまいます。
ご冥福をお祈りいたします。

2004年06月03日

とうとう初舞台??

今週土曜日、いよいよ第3回目の司法書士特別研修の考査があります。うちのグループ全員が受かることを祈るばかりです。研修の間、飲みにも行かず、割りと真面目なグループでしたが、考査後、やっと打ち上げです。合格発表の後に祝賀会を開こうとも思いましたが、万が一誰か落ちてたら、かなり寒いので、考査後の打ち上げです(笑)。
第1回の特別研修を受けて、簡裁の代理権を取得して1年が経過しました。この1年裁判に関する相談は、そこそこ受けましたが、まだ法廷には出てません。裁判外での解決が多かったり、訴額に比べて、司法書士報酬が割高だったりと、中々機会に恵まれませんでした。報酬を格安にしてまで、訴訟代理人となる必要はないと思っていましたが、それではいつまでたっても、法廷に立てません。研修のチューターをしながら、実際の法廷での経験を話せたらいいなあと思ったりしていました。
「そんな安い費用じゃやってられない。」と思いつづけていると、このままでは、訴訟代理人になれるとは言っても、いつまでも素人のまま。そこで「格安でもいいから、経験は積みたい。友達がトラブルに巻き込まれたら、格安でもやってみよう。」と考えを改めるようになりました。
そんな気分になったのは最近ですが、今日、とうとうトラブルを抱えた大学の同級生が事務所を訪ねて来ました。話を聞くとやっぱり裁判するのが、一番の解決法のようです。急いで訴状を作成することにしました。(この件、面白そうなので、友達の承諾を得て、内容を多少アレンジしてお伝えしたいと思います。)

2004年06月02日

電磁的公正証書原本不実記録

最近話題になっている丸石自転車のお話。昨日警視庁は、丸石自転車の架空増資で前社長らを電磁的公正証書原本不実記録の疑いで逮捕しました。このお話、この業界にいない一般の方には分かりにくいのでちょっとだけ解説します。
まず架空増資とは何でしょう?ここでいう増資は新株発行の事です。このケースでは株主以外の特定の第3者に対して新株(450万株)を割り当て新株を発行しました。1株61円で発行したので、61円×450万株=2億7450万円が出資金となります。本当に払いこまれたのであれば何の問題もない通常の増資です。
ところがこの事件では株式の割当先である松嶺会が福祉関連会社から借りた2億7450万円を出資金として銀行に払込み、銀行から株式払込金保管証明書(登記で必要になります。)が発行された後に、この出資金を福祉関連会社に返却しています。本来資本金となるべき出資金が会社に残らず、書類上は資本金が増えた形式になります。「見せ金」という手口です。この状態の会社と取引するのは非常に危険といえる訳です。
じゃあ電磁的公正証書原本不実記録って何でしょうか?
この事件では、この手口で銀行に発行してもらった株式払込金保管証明書を使って、登記してしまったので、実体と違う内容(不実の内容)を登記簿(公正証書原本)に記載したことになります。
昔は登記簿は手書きのもの(旧ブック庁)でしたから、公正証書原本不実記載罪という罪名でしたが、今はコンピューター庁ですから、虚偽の登記を申請すると電磁的公正証書原本不実記録罪と今風の呼び名になっています。
この件、司法書士が登記したかどうかは分かりませんが、実際自分の身の回りで起こったら、たまらないと思います。だからといって見せ金を防ぐ具体的な手立てもありません。「お客サン、これ見せ金ですか?」って、いちいちお客を疑う訳にはいきませんからね。