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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2003年05月28日

キリマンジャロ−その4

翌朝28日、キリマンジャロの登山入り口(マラングゲート(1,150m))に到着。登山するすべての人間に保険をかけ、登山料(?)200ドルぐらいを入り口で払いました。シェルパ(荷物を持ってくれるありがたい人)の分まで負担したので結構な値段しました。現地で冒険野郎の知り合いで冒険野郎見習(?)のイギリス人男性と組んで登ることになりました。冒険野郎はこれでキリマンジャロは3回目、冒険野郎見習は私と同じ初めてです。
キリマンジャロは途中までなだらかな斜面です。つまり山頂ははるか先にうっすら見える程度です。あんなとこまで行くの?とちょっと後悔しながら、とてつもなくでかいリュックをしょって登り始めました。最初はジャングルのような密林のようなところを足場に気をつけて登って行きます。「おっ、野生のカメレオンがいる!」とか最初の内は、はしゃいでいましたが、単調な林道に飽きてしまい、その内グッタリしてだれもしゃべらなくなりました。途中山を降りてくる人とすれ違うと、彼らは元気そうに「ジャンボ!(スワヒリ語でこんにちは)」と話かけてきますが、こちらは小声で「ジャンボ。。」というのが精一杯でした。丸一日歩いて最初のキャンプ地(マンダラハット(2,700m))に到着しました。キャンプといってもしっかりした木造の学校の校舎のような施設があり、水洗トイレもありました。テントを張るのかと思っていましたので、ちょっと拍子抜けしました。こんな山なのに文明があります。

2003年05月27日

キリマンジャロ−その3

赤道直下ですから、真冬でも気温は30度を越えます。ナイロビの市内を見て回るとなんと東京で1錠5000円していたマラリア対策用の錠剤が100錠500円ぐらいで売ってました。かなりトホホです。こっちで買えば良かった。。。と思っても後の祭でした。ナイロビで四泊してから、キリマンジャロのあるタンザニアに向いました。せっかくここまで来たのでマサイマラ国立公園(大阪府ぐらいの大きさ)でサファリ・ツアーに参加し、ライオンとかを見て回りました。
12月27日、ところどころにシマウマの屍体が横たわる舗装されてない道路をジープで延々とドライブしました。サファリ・ツアーに参加してみて新しい発見がありました。動物の写真のアップは危なくて撮れず、唯一アップで撮れる写真は動物の屍体だけということです。でもどうしてもアップの写真が欲しかったので、屍体を激写しました。後日現像して思いっきり後悔しましたけど(笑)。
すっかり日も暮れる頃、タンザニアとの国境に到着しました。出入国の手続をすませ、その日はどうでもいいようなモーテルに泊まりました。
PS
事務所にまたしてもそれらしい人たち4人が来ました。事情を話し勘弁してもらいました。
助けて下さい(泣)。

2003年05月26日

キリマンジャロ−その2

アフリカは普通の旅行地と違って黄熱病など3種類の予防接種が必要です。それぞれの注射の間隔を空けなければいけませんから1ヶ月ぐらい前から準備しました。マラリアも怖いので、東京で唯一マラリア対策用の錠剤(1錠5000円×6ぐらい、買う人がいないためか滅茶苦茶高い)を販売している外人医師の経営する病院に買いに行きました。黄熱病自体キツイのか予防接種して40℃近い熱が出ました。黄熱病の予防接種を受けると以後10年間予防接種が不要となるイエローカード(黄熱病の予防接種に関する国際証明書−International certificate of vaccination or revaccination against yellow fever)がもらえます。この証明書がないとタンザニアに入れません。10年間の期限ギリギリですけど、今ならタンザニアにすぐ行けます。(行きませんけど(笑)。)
滞在が長いこともあって、旅費をケチッたため、エアロフロートでモスクワ経由して行くはめになりました。そのため20時間以上かけて12月23日にケニアのナイロビ空港に到着しました。ナイロビは首都ですから、高層ビルが立ち並ぶ都会です。空港に降りた直後はアフリカも都会だと感心してしまいました。ところが空港が国立公園に隣接していることもあり、100メートルも行くとキリンが数頭いました。(作り話じゃありません。)

2003年05月23日

キリマンジャロ

世界最高峰のエベレスト(チョモランマ、8850メートル)に挑んでいたプロスキーヤーの三浦雄一郎さん(70歳)が登頂に成功しました。「70歳でもやればできる。高齢化社会の日本を元気づけたい。」とおっしゃっているようです。成年後見のお客様もずいぶん元気づけられるでしょう。素晴らしいです。私はというと、事務所でのデスクワークが多いので、運動どころかあまり歩くこともない有様で、三浦さんから見れば腑抜けの中年となります。
でもこんな私も10年」(今より体重も20キロ痩せていました(汗)。)タンザニアにあるアフリカ大陸の最高峰キリマンジャロの登頂に成功したことがあります。当時スポーツジムに週4日、ボクシングジムに週2日通ってましたから、今とは別人のような体をしていました。自分の体力にも自信を持っていましたので、知り合いの冒険野郎(彼は既に5大陸最高峰制覇に成功・北極点もクロスカントリーで成功)にキリマンジャロの登頂を誘われて、すぐに行くことにしました。この頃は以前日誌で触れたように外資系企業に勤めていたこともあり、年末年始なら20日連続休暇も認められる環境にあったということも登山気分を後押ししました。「じゃあ、来年の初日の出はキリマンジャロの頂上だね。」と1月1日に頂上に到達するプランを練り、実行に移すことにしました。(このネタで心苦しいのですが、姑息につづく)

2003年05月22日

敷金返還請求

昨日の話に出た敷金返還請求について簡単にふれます。
賃貸借契約が終了した場合、賃借人は借りてる部屋を原状回復して大家に引き渡さなければなりません。
ここでいう原状回復の対象になるのは入居者が故意や過失で破損・汚損した部分だけです。
部屋でバットの素振りをして、誤って壁に穴を空けたとか(こんな人いるか?)、ペットを飼っていてジュータンを汚したとかがある場合、故意や過失で破損・汚損したと言えますので、ここの費用は賃借人が負担します。(この場合も大家の知り合いの業者だと修理費用が高いかもしれませんので、事情を話して自分で手配したほうがいいかもしれません。)
現状回復には、通常の使用によって生じた経年変化にともなう畳の日焼けや壁・床・天井の汚れなどの「自然の損耗」については含まれません。
つまりよく問題となるクロスの張り替え費用ですが、原則大家負担することになります。
クロスの張り替え費用は大家が次の借主に有利に貸せるために行うものですから、この費用を敷金から引いてしまうのはおかしいのです。
畳の張り替え費用なども賃貸人が負担するのが原則ですし、 クリーニング代ですら通常の使い方をしていれば、取られずに済む場合もあります。
まとめると基本的に普通の使い方をして、丁寧にお掃除をしてでていけば、敷金は全額返還してもらえるということです。
ちなみに、去年我が家も引越しましたが敷金は全額返還してもらいました。大家さんが私の職業知ってたという事もありましたけど。この職業でちょっと得したのはこれぐらいです(笑)。