2013年12月09日
続 タクシーに乗った話
前回は、四谷へ向かう時に遭遇したタクシーの話でした。研修の帰りもタクシーを利用しました。今日はその帰りのタクシーの話。
四谷から麻布十番への帰り道は、最短距離のルートのど真ん中に迎賓館・東宮御所があるので、そこを避けるため、
左折して赤坂見附経由で帰るか、右折して権田原(昔ビートたけしがバイクで事故した現場付近)、青山を経由して帰るかの2択になります。
過去の経験上赤坂見附経由のほうが、多少早くて安い。研修初日はそのルートで帰り、1600円くらいでした。
タクシーを拾って、
私「麻布十番までお願いします。」
運転手さん「はい、わかりました。」
目の前には迎賓館。すぐに右折か左折か判断しなければならないのですが、運転手さんの反応ない。ちょっと心配。
私「どこ経由で行きます?」
運「右行って、権田原、青山経由で行きます。」
私「左行って、赤坂見附、溜池経由のほうが近くないですか?」
運「いや、右行ったほうが近いですよ。右でいいですか?」
私「昨日同じ場所から乗って左折して1600円くらいだったけど。」
右折か左折の判断をしなければならないところまできました。
運「いや、右でしょ。なんだったら1600円超えたら、超えた分のお代はいいですよ。」
運「右でいいですか?」
私「じゃあ、お願いします。」
そしてすぐに右折。
最近の運転手の中には、「新人なんで道がわかりません。」とかプロ意識のない方が大勢いるのに、このプロ意識はすごい。
経験から来る自信と、素晴らしいプロ意識。
私「いや〜、運転手さん、すごいですよ。」
味村本の存在を知っている運転手さんの帰りにこんな運転手さんと出会うなんて、今日はすごいなあと思いながら、
彼のプロ根性を誉めていました。
気のせいか、結構赤信号で停まる。。。
あれ?
青山墓地のあたりで1500円。
まさか
六本木ヒルズの前を通過したところですでに1700円。
微妙な空気。
麻布十番に着いた時には、1800円を超えてました。。。
運転手さん、すごいすごいと誉めていたのに、この結果(笑)。
気まずい空気の中、
「お客さん、1600円ね。」
宣言とおり、おまけしてくれましたけど、できれば1500円台で到着して、かっこいい、これぞプロというところを見せて欲しかった
(笑)。
まあ残念な結果でしたけど、商売やるからには、これくらいのプロ意識を持って仕事に取り組みたいですね。