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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2013年11月25日

提案があった日

合併等の組織再編に司法書士が絡む時、場合によっては、司法書士がスケジュールの作成や管理を行います。

合併期日はだいたい○○月1日となりますので、それまでに諸々の手続きを基本的には余裕をもって終わるようにスケジューリングします。

大きい会社になればなるほど、取締役会の開催等は簡単にできないので、事前に根回ししておかないと、こちらの苦労も分からず、「取締役会の開催日は予定のスケジュールより4日ずれます。」なんてことになり、あたふたすることになります。せっかくの苦労が水の泡。

水の泡にならないように、現実開催は、お忙しい取締役の都合で変更になるので、それを避けるため書面開催も便利。

今日も現実開催を書面開催に変更するスケジュールを作成していました。株主も少ないので、株主総会も書面開催。 

株主総会の日の二週間前の日のはずの吸収合併契約等備置開始日が、書面開催だと、提案があった日。

地味〜だなw。

一応条文↓
(吸収合併契約等に関する書面等の備置き及び閲覧等)
第七百八十二条
2  前項に規定する「吸収合併契約等備置開始日」とは、次に掲げる日のいずれか早い日をいう。
一  吸収合併契約等について株主総会(種類株主総会を含む。)の決議によってその承認を受けなければならないときは、当該株主総会の日の二週間前の日(第三百十九条第一項の場合にあっては、同項の提案があった日
二  第七百八十五条第三項の規定による通知を受けるべき株主があるときは、同項の規定による通知の日又は同条第四項の公告の日のいずれか早い日
三  第七百八十七条第三項の規定による通知を受けるべき新株予約権者があるときは、同項の規定による通知の日又は同条第四項の公告の日のいずれか早い日
四  第七百八十九条の規定による手続をしなければならないときは、同条第二項の規定による公告の日又は同項の規定による催告の日のいずれか早い日
五  前各号に規定する場合以外の場合には、吸収分割契約又は株式交換契約の締結の日から二週間を経過した日

2013年11月21日

急ぎの議案追加

突然取締役会で議案が追加されることがあります。それが法的にあるいは登記上問題ないか回答を急に求められることもしばしばあります。
場合によっては、即答できないこともありますので、先方の担当者を待たせることも。

今日もそういったことがあり、バタバタしました。回答は急がされるが、明確な答えはでません。できそうではあるけれど、
なんとなく自分の本能ができないと感じています。

先方には、「理屈は見つからないけど、本能が拒否してます。」というわけのわからない回答をしてしまいました。

とりあえずもっと調べてみます。

2013年11月19日

また司法書士の不祥事

昨日もそうだったのですが、ネタがない。。。
という訳でまた司法書士の不祥事ネタ。

17日、女子大生のスカートの中をのぞき見したとして広島の司法書士(55)が現行犯逮捕されました。

裁判官や検事、大学教授、大企業の重役といった肩書を持った人も痴漢で逮捕されているので、今更珍しくもありません。またか、
という感じ。

この司法書士は実名報道されていますから、ネット上でほぼ永久に悪事がさらされることとなります。
ついやってしまった代償は大きいですね。

ちなみに、この司法書士はミラーマンと呼ばれた大学教授と同じ手口で逮捕です。なんだかなあ。。。

2013年11月15日

立川出張所が平成25年11月18日から新庁舎に

昔は、遠方の登記は、復代理と相場が決まっていましたが、今はオンラインか郵送申請。楽な時代になりました。
楽な時代ですけど、法務局のお引越し情報は、遠方の司法書士には、なかなか周知されません。

東京近郊の方なら知っていると思いますが、遠方の方のために念のため、

東京法務局立川出張所が平成25年11月18日から新庁舎に移転します。

http://houmukyoku.moj.go.jp/tokyo/static/tachikawaannai.jpg

お気をつけ下さい。

古い先生なら、昔の全国の司法書士名簿に○や×つけてませんでしたか(笑)?

懐かしいですね。

 

2013年11月14日

全く記憶が定着しません。 司法書士試験

昨日司法書士合格者の話をしました。今日は不合格になった人向けのお話。

とても暑い季節に司法書士試験が終わり、試験が終わってダラダラと生活していた人も、さすがにこの肌寒くなった季節には、
勉強を開始されていると思います。

年内に民法・会社法・不動産登記法・商業登記法の主要科目をある程度仕上げられると、年明けに始まる予備校の答練で、
そこそこの成績が出せるのではないでしょうか。
記述の練習も民法・会社法・不動産登記法・商業登記法の主要科目が仕上がって、初めて効果がでてきますので、
年内は主要科目優先で頑張りましょう。

人というのは忘れる生き物。試験直前に覚えていたことも、しばらく遊んでいると忘れてしまいます。
とれまが知恵袋に司法書士試験について強烈なQ&Aがあったので、ご紹介します。ネタのような気もしますが、
回答は一刀両断というかんじです(笑)。

司法書士試験の勉強を初めて6年になりますが、全く記憶が定着しません。
http://chiebukuro.toremaga.com/dir/detail/q13116245513/

理解し、整理して覚え、深い知識として定着させましょう。
頑張って下さい。