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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2009年02月27日

ネットオークションで6億オーバー

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 過去最高の6億円超で落札
和歌山県有地をネット競売(2009年2月27日共同通信)
 インターネット検索大手のヤフーが運営する国内最大級のネットオークション(競売)で、和歌山県が売り出した県有地が、
公有財産の出品では過去最高額の6億3300万円で落札されたことが27日、分かった。入札は20日から27日まで行われ、
同県内の事業者が落札。最低落札価格の5億4900万円を8400万円も上回り、県の担当者は
「不況の中でこんなに高く売れるとは思ってもみなかった」と興奮気味だ。

先日「官公庁オークションにお城が!」というネタを書きましたが、こちらは売れちゃったというネタ。

6億オーバーだそうですけど、売れるもんですね。

ヤフーの仕組みは、よく知らないんですけど、5%とかの手数料とか発生するのかな?

これから支部の面々と飲みに行きます。

2009年02月25日

田沼意次的な司法書士事務所

田沼意次(たぬまおきつぐ)をご存じでしょうか?

徹底した重商主義政策、賄賂政治といえばこの人、田沼意次。別に今日が田沼意次の命日という訳ではありません。
(命日は1788年6月24日)

田沼意次の政治的手腕は、後に評価されるようになりましたが、彼が失脚した後、白河藩主松平定信による寛政の改革は、
中学校で習うくらい有名です。

田沼意次は知らなくても、寛政の改革を行った松平定信ならご存知でしょうか。

日本史の教科書(資料集?)には、下記の落首が掲載されていたと思います。(なにぶん四半世紀前の記憶なので。。。)

田や沼やよごれた御世を改めて 清くぞすめる白河の水
白河の清きに魚も住みかねて もとの濁りの田沼恋しき

別に政治家を批評するつもりはありません。

 

ただこの「田沼」と「白河」をブラック司法書士事務所、
クリーン司法書士事務所と読み替えるとなかなかのもの。

 

司法書士の新人研修では、徹底した「白河」教育が行われます。そういった教育を受けた新人は、就職先でも当然「白河」
を求めるはずです。

しかし徹底した重商主義政策、キックバック経営の事務所に就職したら、どうでしょう。

新人ながら、

田や沼やよごれた御世を改めて 清くぞすめる白河の水

と感じるはず。

もちろん過度なゲートキーパー法の順守を考えると、思わず

白河の清きに魚も住みかねて もとの濁りの田沼恋しき

と思ったりもしますが(笑)。

いずれにしても懲戒になるキックバック、補助者立会はご法度。いくら重商主義でも

田や沼やよごれた御世を改めて 清くぞすめる白河の水

の基本は忘れてはいけません。司法書士は「白河ですよ、白河。」

新人司法書士による寛政の改革に期待します。

 

2009年02月24日

ソク弁(即独立弁護士)のための制度

すぐ独立の弁護士に「学びの場」、大阪弁護士会が制度化(2009年2月22日朝日新聞)

 大阪弁護士会は、司法制度改革に伴う就職難でいきなり独立・開業を余儀なくされた弁護士が、
ベテランのもとで実務を学べる全国初の制度を4月にスタートさせる方針を固めた。「ソク弁(即独立弁護士)」
と呼ばれるこうした弁護士たちには支援が必要だと指摘されており、弁護士全体の質の維持を図ろうという狙いだ。 (略)

http://www.asahi.com/kansai/news/OSK200902210074.html

ソク弁という新しい弁護士の出現で、新たな制度を導入するようです。悪い制度ではないと思いますので、
他の弁護士会でも同様の制度を導入するところもでてくるかもしれません。

従来の「イソ弁でじっくり修業してから独立」という路線に乗れない方が増える時代でしょうから、こういう方には貴重な場となります。

司法書士会にもこれに似た配属研修という制度があります。この配属研修もソク独ならぬソク司法書士のための制度です。

昔と違って、就職が厳しく、ソク司法書士にならなければならない人には、配属研修は貴重な学びの場となります。

うちの事務所では、過去に配属研修生を受け入れたことはありませんが、機会があればご協力したいと思います。
(業務が会社関係に偏るので、ソク司法書士には向かない事務所かもしれませんが。。。)

この配属研修、高齢の方も多いとお聞きしてます。(さすがに私より高齢の方の指導は難しいでしょうね。)

P.S.

これからスタッフと飲みに行くので、ちょっとやっつけブログでした。失礼。

 

2009年02月23日

平成21年度司法書士試験についてのお知らせ

「今年も、もうそんな時期ですか。」という司法書士試験ネタ。

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平成21年度司法書士試験についてのお知らせ (法務省HPより)

 
  平成21年度の司法書士試験の実施方法については,例年どおり,
司法書士試験に関する官報公告及び受験案内でお知らせすることとなりますが,筆記試験は平成21年7月5日(日曜日)
に実施される予定ですので,あらかじめお知らせします。
  なお,筆記試験及び口述試験の解答に当たり適用すべき法令等は,平成21年4月1日(水曜日)
現在において施行されているものとされる予定です。

試験の実施が7月の第1日曜日であることも、運用すべき法令等も4月1日現在のものであることも例年通り。
受験生もそろそろ本気モードでしょうか。

東京会では、ついに会員番号も5000番を超えました。支部長のもとに通知される新規登録会員の中には、平成20年度組もちらほら。

支部会員のリストを見ても、自分がどんどん古株になっていきます。

そのうちブック庁や有限会社法を知らない新人ばかりになりそう。旧別紙(役員欄など)
といってもポカーンとされるか年寄り扱いされそうです。

感覚的には、ついこの間まで、目黒に旧別紙で申請していたような気がします。

時の経つのは早いもの。

バブルが崩壊した時、司法書士など士業の受験者が増えたと記憶しています、今回の不況、
受験者数への影響はどれくらいあるんでしょうね。

まあ、色々考えても仕方ないので、受験生は集中して頑張って下さい。

 

2009年02月20日

メンターと支部行事

メンターという言葉をご存じでしょうか?

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メンター【mentor】
優れた指導者。助言者。恩師。顧問。信頼のおける相談相手。ギリシア神話で、オデュッセウスがトロイ戦争に出陣するとき、
自分の子供テレマコスを託したすぐれた指導者の名前メントール(Mentor)から。(大辞泉より)

会社など人数の多い職場環境であれば、メンターを探すのは容易かもしれません。

しかし我々司法書士は、そうもいきません。せいぜい以前修行させてもらった事務所の先生ぐらい。

先週、ずっと会務を嫌がるニュアンスのブログ記事が続きましたが、司法書士にとってのメンターを探すのであれば、
会務に関わっていると自然と見つかります。

私自身、色々実務面のことを聞ける先輩司法書士に出会えたのも会務がきっかけ。

支部長をやっていて、特に若い会員に「支部行事に参加して下さい。」と言い続けているのも、「支部行事に参加してみれば、
もしかしたらあなたのメンターが見つかるかもよ。」と本当はいいたいから。

でもなかなか参加してもらえないのが実情です。ちょっとでも参加すると、すぐ「○○君、なんとか委員やってくれない。」
とお願いしちゃうから。

新人にとってメンターとなる行動を我々がしていないからとも言えます。

 

こういった反省を踏まえて、今日港支部では、

「U(アンダー)40飲み会」

を開催しています。(ちょうど盛り上がってる時間かも)
去年はアラフォーが流行語になっていましたが、アラフォーならぬアンフォー。

要は、支部のうるさい役員がいない「新人だけの飲み会」

これなら新人も安心ですよね。

でも、実は「Over40には文句言われるかな?」と恐る恐るの企画でもありました。

同世代と仲良くなってもらって、そのうちメンター探しに支部行事に参加してもらえればいいなぁ。

「U(アンダー)40飲み会」は、支部としては、お初の企画。Over40には申し訳ないですけど、定着すると良いなぁ。