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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2008年09月30日

中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律が施行

いよいよ10月。ついこの間まで夏と思っていたら、いつのまにか寒くもなり、夕方6時にはすっかりう暗くなってきました。

そして10月1日の午後4時には司法書士試験の合格発表があります。

さてそんな10月1日、「中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律」という長い名前の法律が施行されます。
(遺留分に関する民法の特例に係る規定については平成21年3月1日から)港支部で前々回セミナーを行ったものです。

 

中小企業における経営の承継の円滑化に関する法律(条文)
http://law.e-gov.go.jp/announce/H20HO033.html

 

中小企業経営承継円滑化法申請マニュアル

http://www.chusho.meti.go.jp/zaimu/shoukei/download/shokei_manual.pdf

 

 

中小企業の中心的な相談相手となる税理士さんには、熱い飯のタネ。もちろん関与の仕方によっては我々司法書士の飯のタネでもあります。

しかし継続的な関与ができている税理士さんと単発的な登記という形でしか関与してこなかった司法書士とを比較すると、
中小企業の最初の相談相手は税理士さん。前々回のセミナーの参加者の反応をみても、
まだ正直司法書士に熱い分野にまでは至っていない気がします。

月報司法書士9月号にはかなり特集が組まれていましたが、
まさにこの法律を活用したらばっちりハマる顧客を思い出せない従来型の司法書士には、まだまだ無用の長物でしょうか?

いつ相談されても対応できるように上記条文とマニュアルにはきっちり読んでおきましょう。
(税理士さんと勉強会するには一番旬なテーマと思われます。)

 

2008年09月29日

ドタバタ

10月1日を目前にしてドタバタドタバタしております。

詳しく書けないけど、色々ありますね。

 

2008年09月25日

司法書士のデジタルネイティブ度

今日はこれから支部セミナーなので、ちょー軽目で。

ネタ元はisologue(イソログ)http://www.tez.com/blog/archives/001239.html

「デジタルネイティブ度チェック」なるサイトがNHKにあります。

http://www.nhk.or.jp/digitalnative/

 

SNSに複数参加している

ウィキペディアを編集したことがある

いまの彼女(彼)はネットで知り合った

 

などの20の質問に答えるもの。ちなみに、私は65%。司法書士にしてはマシなほうだと思いますが、
インターネットのない時代に成人となってますから、やはり限界が色々あります。

他の司法書士と赤外線通信で番号交換なんてしたことないし。。。

オンライン申請しなきゃいけない司法書士の平均的デジタルネイティブ度は果たしてどんなもんでしょうか?50%
もいけば結構優秀なんではないでしょうか?

 

じゃそろそろセミナー会場に行ってきます。

 

2008年09月18日

短時間で地番特定できる力技サービス開始

リーマン・ショックで今後どれだけ大きい影響が出てくるか、まだまだ序章にすぎない段階ですが、
そんな厳し市場環境の中こんなニュースが。

style="MARGIN-RIGHT: 0px">

短時間で地番特定、登記情報とネット連動/NTT−ME(
2008年09月18日 週刊住宅オンライン)
 
エヌ・ティ・ティエムイー(NTT−ME、東京都豊島区)は10月から、地図情報システムと不動産登記の申請受付情報を組み合わせ、
不動産営業を効率化するネットサービスの提供を始める。

商品名は「GEOSPACE AIMZ(ジオスペースエイムズ)」。
収集した登記申請情報をデジタル地図上に落とし込み、短時間で地番を特定できるようにしたのが特徴。登記情報を種別ごとに分類し、
新築の見込みがある土地などを予測する機能も備えている。

ある地域、例えば港区で平成19年8月から平成20年8月までに、「所有権移転 相続」
といった登記申請が受付された地番が地図上で検索できるという代物。

こんなイメージ
http://www.ntt-me.co.jp/news/news2008/pdf/img02.pdf

確かに不動産営業には、画期的なサービス。

首都圏でサービスを開始するようですけど、登記申請の情報をこれだけ取得するとしたら、その取得費用だけでも膨大な額。

めちゃ便利ですけど、どうやってこのビジネスモデルが成立するのかな?と思っていたら、利用料金が約320万円。

しかも月額320万円!

ロイターの為替の情報が1端末100万円(月額)でも、相当高いなと思ってましたが、さらにその3倍。

この情報で多額のコミッションが入ってくる会社には、320万円も安いのかも???

しかしこのサービス、
平成20年10月〜平成20年11月(未来の日付)の港区で「所有権移転 相続」が検索できるとしたら、「司法書士も利用するんだろうな」
とバカなことを考えてしまいました。

詳しくはNTT−MEのHP
http://www.ntt-me.co.jp/news/news2008/nws080918.htm

力技で何でもありになってきたな。

 

さて、アメトーークでも見るか。
じゃ。