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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2008年08月29日

今日は支部無料法律相談会

昨日も港支部で飲み会でしたが、今日は支部無料法律相談会。出席して頂いた会員と親睦を深めるため、また飲みに出撃してきます。

 

P.S.

姫井さんが離党撤回。もー何がしたいんだか。

 

 

2008年08月29日

昨日は支部セミナーでした。

昨日はお通夜、支部セミナーとバタバタしておりました。

支部セミナーは京都司法書士会常務理事内藤卓先生による
「中小企業の事業承継〜円滑化法あれこれ〜」

その後内藤先生を含めて痛飲しました。司法書士ブロガー同士の飲み会、面白かったです。

懲りずにまたおいで下さい。>内藤先生

 

2008年08月27日

メールで婚約破棄、慰謝料30万

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メール1通婚約破棄 男性に慰謝料30万円(8月27日8時1分配信 産経新聞)

 メール1通で婚約を一方的に破棄したのは不当などとして、盛岡市の女性(57)
が岩手県内の男性(57)に200万円の慰謝料を求めた訴訟の控訴審判決で、仙台高裁は26日、
請求を棄却した1審盛岡地裁判決を取り消し、男性に30万円の支払いを命じた。

商売上では、大変便利なメール。もちろん商売以外でも便利なので、
ほとんどの方がメールに依存した生活を送っていらっしゃるのではないでしょうか。

「そろそろ別れましょ。」みたいなストレスの大きいやり取りは、携帯もメールも出来なかった時代に青春時代を送っていた私には、
当然家の電話か直接会ってやるものでした。

それが携帯で告白して、携帯でお別れ。

お手軽なメールではありますが、さすがに婚約者に

「1人の方が気楽。大変勝手なのですがおつきあいはやめさせてください」

というメールはいけないようです。

この手の恋愛がらみのメールは想像するに携帯メールのはず。20代の若者の事件かと思いきや、当事者はともに57歳。

老いらくの恋もメールですか。

「メールで婚約破棄、慰謝料30万」よりも「メールで老いらくの恋」のほうがインパクトありました。

高齢でもメールに慣れている人が多くなってきましたから、似たような話は実は多いような気もしてきました。

世間には、キャバクラ嬢とのメールで一喜一憂しているおじさんが多いのも確か(笑)。

節度ある年齢の重ね方しましょうね(笑)。

 

 

2008年08月26日

「捜査いろは唄」 と「司法書士いろは唄」

今日はのんびりしたネタ。

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元名物検事長、後進に託す「捜査いろは唄」 心得47首(8月26日 産経新聞)

 ■「ゆ」…
油断せず 今日の自白が 法廷で 引っ繰り返る ときの用意を

 ■「す」…
すいすいと 事件こなすが 能じゃない こだわる心 忘るべからず

 高松・仙台両高検検事長を務め、今月末から弁護士に転身した大塚清明さん(63)
=大阪弁護士会=が現役時代、豊富な捜査経験をもとに考案したユニークな「捜査いろは唄(うた)」がある。
《油断せず 今日の自白が 法廷で 引っ繰り返る ときの用意を》など47首で検事に必要な心得や技術を説いている。無罪事件が相次ぎ、
検察捜査の真価が問われている中、緻密(ちみつ)な捜査指揮で鳴らした元名物検事長の「虎の巻」が、
短歌形式の唄を通じて後進に託された。

 《一度にて 良しと思わず 推敲(すいこう)し 八何(はっか)
確認 起訴状起案》

 《ただ聴くな 縦からも聴け 横からも 裏からも聴き 更に念押せ》

 《無駄かなと 思えるまでに 裏付けし 押さえておかねば 後で崩れる》

後進に託された虎の巻ですが、後進のみではもったいないです。

業界は違えど、これなんかは、そのまま我々司法書士業界にも当てはまります。
 ■「す」…すいすいと 事件こなすが 能じゃない こだわる心 忘るべからず

ただこっちは、ちょっとアレンジ、
 ■「ゆ」…油断せず 今日の決済が 法廷で 引っ繰り返る ときの用意を

更に「犯罪収益移転防止法」をブラックに味付け
 ■「む」…無駄かなと 思える本人 確認を 押さえておかねば 後でやられる

過去ずっと関与している役員変更(重任)で、最新の登記簿謄本が前回の2年前のもの。
こっちで取得した登記簿謄本を送って送り返してもらってみたいなお馬鹿な事務をしている時にでも唱えて下さい。

でも支部長の立場で後進に託すとなると
 ■「む」…無駄かなと 思える本人 確認も 押さえておくのが 司法書士です
教科書みたいな内容だと、突然つまらなくなりますね。。。

 

短歌も俳句もきついので暇な時に、後進のためにもなんにもならない川柳でも。

まず「いろはのい」から

 ■「い」…
イケメンは ほとんどいません 司法書士

47首もできそうにありません(笑)。

 

2008年08月25日

本社を持たないバーチャルLLCの設立

今日は変わった海外のニュースから。

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バーチャル企業のLLC設立が可能に〜バーモント、デラウェア対抗の新法制定
(2008年08月22日  U.S. FrontLine News)

 長年にわたって、
米国ではデラウェア州が企業法人を登記するのに最も有利な州とされてきたが、バーモント州がその地位を奪う可能性が出てきた。
バーモント州で6月に制定された新法がその理由だ。

 インベスターズ・ビジネス・デイリー紙によると、バーモント新法によって、
インターネット分野の新興企業のようなバーチャル会社が、本社を物理的に持たず、物理的に集まる役員会を開かず、
紙の書類すら提出しないまま、有限責任会社(LLC)を同州で設立できるようになった。全米でも初めての例だ。

 新法では、ブログやテキスト・メッセージング、ソーシャル・ネットワーキング、
「セカンド・ライフ」のような仮想世界サイトだけで事業を営む企業をLLCとして企業登記を認める。

司法書士的には、馴染みのあるデラウェア州。アメリカの外国会社というとかなりの割合で関与するのがデラウェア州ですが、
この記事の通りだとするとバーモント州もそのうちかなりの数出てきますね。
(バーモント州も法人税などそこそこ稼げる州になるということです。)

さすがに私の関与先で今までバーモント州はなかったような気がします。それが場合によっては、
バーモント州ばっかりという時代の到来でしょうか。

施行は2009年7月ということですから、早ければ来年、

「バーモント州法で設立された「本社を物理的に持たないバーチャル会社」の日本における営業所を設置して下さい。」
という依頼があるかもですね。しかし本社もないくらいですから、バーチャル会社に日本における営業所もありえないか(笑)。

しかし取引条件などで「日本に登記だけ入れて下さい。」みたいな話もない訳ではないので、
いざ依頼があったら空白の本店をどうするか法務局とガチで相談することになりますね。

 

遠い将来、事務所がなく、バーチャルな「ひよっこ支部長の司法書士ブログ」しか持たない司法書士法人というのもありえない話ではない?
??

しかし日本でも「紙の書類すら提出しないままLLCが設立できる」となると、そもそも司法書士の飯の種はどこに(笑)?

なんか疑問だらけになってしまいました。