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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2008年01月22日

受験シーズン到来

先日センター試験が行われたようですが、受験シーズン到来ですね。今日の日経1面の「春秋」でも取り上げられてましたが、確かに、
冬将軍が吹き荒れ、インフルエンザの流行する時期に入試はなくてもいいですね。
もっといい季節でも良さそうですが、司法書士試験も似た状況。何であんな暑い時期にやるんでしょう。でも、
あの時期の司法書士試験に困っているのは、なにも受験生だけではありません。うちの事務所も間接的な被害にあっていました。

現在、うちの事務所には、司法書士試験合格者しかおりません。過去に司法書士試験受験生がいた時期もありましたが、
うちの事務所の忙しいピークが株主総会の集中する6月。過去の事務所の受験生は、うちの事務所が最も忙しくなる6月に、

「試験直前なので1ヶ月休ませてください。」

「・・・えっ・・・」

バイトですから「はい。わかりました。試験頑張ってね。」としか言えませんが、「面接の時、「試験の直前でも頑張ります。」
とか言ってたじゃねーかよ。」とブツブツ不満を言いながら、6月の過酷な時期を乗り越えてきました。

司法書士試験が4月だったら、私の事務所だけでなく、全国ほとんどの事務所が麻痺します。

せめて9月や10月に司法書士試験なら、司法書士受験生のバイトする余地があるんですけどね。しかし15日より、
登記識別情報が郵送受領できますので、外回り要員の確保も以前と比べると、その必要性も少なくなりましたが。

なぜ今日このネタかというと、今年の受験に間に合わせるため、新しい本のゲラチェックをしていたからです。3月中旬までゲラ地獄か。。

明日(23日)港支部の新年会。更新無理だろうな。

2008年01月21日

別添ファイルがなかったようです。

めっちゃ寒いですけど、みなさんお元気ですか???


昨日、20数年ぶりとなるバッティング・センターに行ってきました。
(実際にピッチャーの映像から球が出るタイプのもの。)結構面白いです。しかし3セット(90球)分を松坂大輔・
三浦大輔と対戦したため、現在、腕が上がりません。。。

半ラインも2週目になり、当初の目標値を大きく上回るようになったようですが、いいことばかりじゃありません。
少なからず問題があったようです。

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【重要】オンラインによる登記識別情報の不通知・失効証明の請求に対する回答に
「別添」ファイルが添付されていない事案について(平成20年1月21日法務省HPより)
 
 1  不動産登記令(平成16年政令第379号)
第22条第1項に規定する登記識別情報に関する証明のうち登記識別情報が通知されていないこと又は失効していることの証明のオンライン請求
(以下「不通知・失効証明の請求」という。)に対する回答に、
「別添の請求番号何番の登記に係る平成何年何月何日受付第何号の登記識別情報に関する証明の請求については(以下略)」等、「別添」
文書を添付する前提の回答であるにもかかわらず、「別添」に該当するファイルが添付されていないことが判明いたしました。

回答の内容は問題なかったようで、影響はそう大きくないと思われますが、1月15日〜1月18日までに請求された方は、
念のため下記にてご確認を。
登記識別情報の不通知・失効証明の相談窓口 (直通)047−434−3436

既にシステム上の不具合も修正され、現在は問題がないようです。まだまだ見えない部分も多いようですので、
オンラインでの変化球は見送りが吉かと。そもそも私は、直球すら見送っておりますが。。。

バッティング・センターのように、本番さながらの環境で、ダミー・
データをオンライン申請できるようなシステムがあれば安心なんですけどね。

 

2008年01月18日

司法書士の歯ぎしり

昨日は中央支部の新年会にお邪魔してきました。会場は銀座。中央支部っぽい会場でした。出席された皆さん、おつかれさまでした。

港支部も中央支部も近隣ということもあり、それぞれの司法書士の客層や仕事はほぼ同じ。価値観が近いということもあり、
「今年は共催で何かできればいいかな。」などと考えておりました。

そんな隣接の支部ではありますが、やはり支部のカラーは違います。どっちのカラーがいい悪いもありませんが、
やっぱり私は港が棲みやすいかな(笑)。

来週は港支部の新年会があります。中央の支部長も新年会の参加者集めに苦労されてましたが、それは港支部も同じ。
派手にバーっとやるには、もう少し参加してもらえるとありがたいと思います。あと少し席のあまりもありますので、
申込まだの方はご連絡ください。昨日研修があった半ラインの資料の配布もあります。

新年会では、時期が時期なだけに話題の中心はやはり半ライン。

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河野太郎発行メルマガ「ごまめの歯ぎしり」ブログ版によると
登記オンラインの促進策、導入初日は、1901件の申請。
16日の申請件数は、1703件
17日午前の申請は666件。

とそこそこ盛況の半ラインの話。しかしまだ見えてこない部分もあり、個人的には、まだ様子見たほうがいいのかなと。

あとシステム的な不安要因も0ではありません。法務省のHPによると、1月16日の午前9時のログイン成功率が90%、10時で87%
データだけで考えると、お世辞にも安定稼動とはまだまだ言えません。のんびりとした申請の際には、利用しようかなというかんじでしょうか。

もう少し時間が経てば、情報も充実してくるはず。失敗談がある方は教えてください。

 

2008年01月16日

イギリスで双子のきょうだいが結婚 日本ではあるのか?

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双子のきょうだいが結婚=出生時に離別、関係知らず−英(1月12日時事通信)

 【ロンドン11日時事】英国で、生まれてすぐに養子に出されて別れ別れになった双子の男女が、
きょうだいであるのを知らないまま結婚していたことが11日までに明らかになった。
 英メディアの報道によると、二人は異なる家族にそれぞれ養子として引き取られて育ち、
互いにきょうだいがいることは教えられていなかったという。後に知り合って結婚したが、
どのような経緯できょうだいであると分かったかは不明。結婚の有効性について審理していた裁判所は、
2人の婚姻を無効とする判断を下した。 

イギリスでは大騒ぎとなっているようですが、日本であったとしても大騒ぎ。
でも生殖医療が発達した現代では、ありえなくはない話。

近親婚は、当然民法ではタブー。
(近親者間の婚姻の禁止)
第七百三十四条  直系血族又は三親等内の傍系血族の間では、婚姻をすることができない。ただし、養子と養方の傍系血族との間では、
この限りでない。
2  第八百十七条の九の規定により親族関係が終了した後も、前項と同様とする。

遺伝学的にもタブーであるから、当たり前といえば当たり前。でも第2項の意味わかりますか?

第八百十七条の九の規定?

民法のお勉強してないとわからないですよね。
(実方との親族関係の終了)
第八百十七条の九  養子と実方の父母及びその血族との親族関係は、特別養子縁組によって終了する。ただし、
第八百十七条の三第二項ただし書に規定する他の一方及びその血族との親族関係については、この限りでない。

読んでわかります?民法の勉強しない限り、特別養子縁組なんて知らないですよね。

皆さんが知っている養子は、たぶん普通養子。ここにある特別養子は、子供のためにより強い親子関係を成立させるための制度。要件
(養子は6歳まで、試験養育期間6ヶ月以上、家庭裁判所の審判が必要、夫婦ともに養親、25歳以上などなど)が色々と厳しい反面、
戸籍上の記載からは簡単に養子とわからなくしてありますし、実親との関係も普通養子と違って終了します(近親婚を除いて)。

この制度、実は昔からあるものではありません。私の大学時代のテキストには記載がありません。
昭和62年の民法の一部を改正する法律の施行により昭和63年1月から始まった割と新しいものです。

今、平成20年ですから、戸籍からは一見実親がわからない特別養子だった子供たちが成人し、結婚できる頃。
きょうだいが別々の特別養子になるなんてほぼないとは思いますが、イギリスの事件のような可能性0%とも言い切れません。

仕事で他人の戸籍を確認することも多いのですが、さすがに特別養子縁組されたものはお目にかかったことがありません。
全国的に少ないんでしょうか?そこでちゃんと調べました。。。

さて問題。最高裁にある統計で過去10年間、この特別養子縁組の事件数(1年間)の推移は?
(厳密には特別養子縁組の離縁に関する数字も含まれておりますが、こちらはほとんど影響する数字ではないと思われます。)

A 40〜50
B 400〜500←正解
C 4,000〜5,000
D 40,000〜50,000

イギリスのような悲劇は起こるのか?

2008年01月15日

バブルの頃 その1

本日より始まった半ライン申請。しばらく様子見の方が多いと思いますので、業務とはかけ離れたバブル時代のお話。

先日、昨年公開された「バブルへGO!!
タイムマシンはドラム式
」が地上波で放送されていました。ご覧になった方も多いのではないでしょうか?

私も興味ありましたので、見てしまいました。映画館でもなく、DVDを買う訳でもなく、
ただのテレビで見てしまうこと自体がバブルが崩壊した現代を再確認しているようでもあります。

バブルを知らない人や当時の六本木で遊んでない人からすると、あまり面白くないのかもしれませんが、連日六本木に出撃していた私は、
ただただ懐かしく、楽しませてもらいました。

映画の設定は今から17年前、1990年のお話。私がロイターに入社して3年目の頃の話です。映画では1万円札を振りながら、
タクシー争奪戦をやったり、大学生のパーテイーのビンゴの景品が200万円の現金だったりと、今では考えられない光景ですが、
当時はあのまま、ありのまま。

当時印象に残っていないのが居酒屋。今では普通に行っていますが、完全にバブルが弾けるまで、居酒屋に行ったことがありませんでした。

当時我々の居酒屋の役目を果たしていたのが銀座の寿司屋。

週に3〜4日、会社の同僚や上司とは、一晩30〜40万円コース。

銀座の寿司屋(一人3万)→銀座のクラブ(一人10〜15万)→六本木のクラブ
(一人5〜10万)→六本木のクラブ(一人5〜10万)→焼肉→霞町のバー

友達とは

六本木(芝浦・有明・麻布十番)
のディスコ→六本木のディスコ→霞町のクラブ→霞町のバー

の繰り返し。

特に全フロアディスコだったスクエアビルには、思い入れがあり、一階のゲームセンター、
ジャバジャイブ、ビーナス、ネペンタ、サーカス
まで忠実に再現した映像は感動!

今となってはあの時代はどうかしてると思いますが、遊びたい盛りの20歳代前半がバブル期と重なったのは幸せだったのかもしれません。

紙面が足りませんので、ネタがない時にでも続きを書きます。(今はごくごくまともなマイホームパパな司法書士ですので、
誤解ないようお願いします(笑)。)