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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2007年11月02日

すみませぬ。

今日は登記実務協議会に昼過ぎから出席。半日ほど事務所を空けていましたので、更新難しい状況です。
ちなみに実務協議会は会の本来の趣旨である法務局の方々をまじえたシビアな会議でした。

色々ありますが、出来れば明日明後日でアップします???

2007年11月01日

ひまわりサーチ

日弁連が弁護士情報提供サービスを始めました。(岡口裁判官のHPよりネタ拾いました。)

 

題して「ひまわりサーチ

日司連にも司法書士サーチがありますが、
ひまわりサーチは「取扱業務」「重点取扱業務」で検索できる優れもの。弁護士といっても得意分野不得意分野はありますから、
ある一定のキーワードで特殊な分野に精通している弁護士を探すには重宝しそうです。

ただサービスを開始したばかりで、登録人数が少ないのと、重点取扱業務などは、あくまでも自己申告、またせっかく検索しても、
紹介が必要などの項目があったり、事務所のURLにリンクが張られていない、地域によっては検索できない等の多少気になる部分はあります。
(私の知人の弁護士さんは、ほとんど登録されていませんでした。。。)

日司連の司法書士サーチも簡裁の代理権の有無程度は判別できますが、「取扱業務」「重点取扱業務」はありません。

簡裁の代理権があっても債務整理は全く業務として行わず、メインは登記という司法書士も多いでしょうし、その逆の事務所もあるはず。
また登記といっても不動産・商業と得意不得意がありますから、司法書士サーチもこのくらいまで充実させて頂きたいもんです。

とはいえ、結構楽しめます。お暇な時にアクセス下さい。

2007年10月31日

平成19年度司法書士試験の最終結果

 

平成19年度司法書士試験の最終結果の発表がありました。合格率は最近の中では、最も高いようです。(例年2〜3%ですが、今年は3.
4%)

出願者数   32,469名
受験者数  26,860名
合格者数        919名 (男654名・71.2% 女265名・28.8%)
 今年も数人ですが、口述で落ちた方がいるようですね。。。
筆記試験合格点    満点262点中211.5点以上

 

私と同じ歳の方が5人しか合格してないのが、
ちと寂しい気がします。

平成19年度司法書士試験最終合格者受験番号 合格された方おめでとうございます。
今後も法令実務に精通し、「19年度合格はつかえねぇ。」などと陰口されないよう頑張って下さい。

 

月末なのか大安なのかハロウィーンのせいなのか、疲れておりますので、このへんで。。。

2007年10月30日

毎度毎度の司法書士の不祥事

今日はこれから、飲みに行きますので、軽め。
軽めといっても、また司法書士の不祥事です。司法書士の不祥事暴露ブログのようで、本来の目的である司法書士の地位向上、
司法書士メジャー化計画とはかなりずれたものになりつつあります。

今回の不祥事はもはや言い訳の余地なしです。

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170万円詐取の司法書士逮捕 ’07/10/24 中國新聞(名前は伏せました。

 広島県警捜査2課と因島署は23日、尾道市因島土生町、
司法書士I容疑者(69)を詐欺の疑いで逮捕した。調べでは、I容疑者は、
尾道市の会社役員(50)が取得した宅地約330平方メートルの登記などの申請手続きを依頼され、
2001年8月から06年1月までに数回、会社役員の妻(52)に法務局へ支払った登録免許税より多い金額を記した計算書を示し、
計約170万円をだまし取った疑い。同署は余罪も追及する。

1度手を染めたら、繰り返しですかね。確かに追求される余罪もありそうです。でもたかだか170万円で、司法書士の資格がパー。

不動産登記、特に所有権移転の場合、司法書士の請求書に表示された金額は高額になる場合が多いのが実情です。
決済の場にちょこっと顔を出して、大金を請求する司法書士を「何てボロイ商売だ。」と勘違いされる方もいるかもしれません。
しかしその大半は登録免許税。請求額の内訳を見れば、司法書士報酬が高いのではないというのがわかるはずです。

しかしその内訳を誤魔化してしまった司法書士がいるとすれば士業としてはありえない存在です。

計算すれば、すぐにウソとわかる登録免許税でちまちま詐取してもしょうがないと思いますが、
こうした一人のおかげで司法書士の評判はまた下がります。

自分の犯した罪のみならず、他の司法書士全員にも謝罪してもらいたいですね。チッ。。。

 

2007年10月29日

司法書士が損保ジャパンに差押

ニュースで司法書士が登場すると不祥事が多い気がしてならない毎日新聞より一風変わったニュース。

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保険金未払い:地裁が損保ジャパンを差し押さえ /岡山
(毎日新聞 2007年10月26日)

 岡山市内の司法書士(60)が損害保険ジャパン(東京都)
を相手取って保険金1040万円の支払いを求めていた訴訟で、岡山地裁は25日までに同社に全額支払うよう判決し、同日、
仮執行を受けて同社岡山支店の現金11万5000円、机と椅子約200組などを差し押さえた。
11月8日までに支払いがない場合は競売にかけられる。

 判決などによると、司法書士は同社の
司法書士賠償責任保険」に加入していた。別の損害賠償訴訟で敗訴したため、
同社に保険金の支払いを求めたが、同社が「免責条項に該当する」として支払いを拒否したため、今年1月に提訴していた。

ずいぶん昔、某銀行も些細な金額の差押えをやられてFRIDAYか何かのネタにされてましたが、損保ジャパンも超大手。
担当者を含めて大騒ぎなんじゃないでしょうか?差押えも机と椅子約200組と強烈、何の手違いでこうなったのか詳細はわかりませんが、
岡山市内の司法書士(60)はスッキリしたはずです(笑)。

司法書士だけではなく、世間でいう専門家はその職業独自の賠償責任保険というものがあります。
司法書士の賠償責任保険はみんな入っています。

司法書士が不動産登記などの仕事上で、過失等により第3者に損害を与えてしまったような場合、
取り扱っているものが不動産なだけにその損害も高額になってしまいます。
そのため不運にも損害賠償訴訟に巻き込まれた司法書士にとって最後の頼みの綱が「司法書士賠償責任保険」です。

自分の周りに「司法書士賠償責任保険」を頼ってしまった方はあまりいませんが、
出来れば一生縁がなければそれにこしたことはありません。

司法書士も損害賠償訴訟に巻き込まれたくはありませんから、相当注意深く業務を行っていますが、今回の岡山の司法書士にとって
「免責条項に該当する」とは何だったんでしょうね?

最近ニュースになっている保険金不払い問題のような残酷な対応でないことを期待するばかりです。