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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2007年09月05日

1年ぶりの支部長っぽいお仕事

ほぼ1年前(2006年9月7日)のブログ「貸金業法改正で揉めてます
」の中で

「今日は朝から港支部長なりのロビー活動(?)をしてきました。」としていますが、

昨日の支部長のお仕事もロビー活動(?)。割賦販売法改正のための請願活動の一環で、昨年お会いした地元の議員さんのところに行ってきました。

高齢者を狙った悪質な次々販売、埼玉県富士見市の認知症姉妹が14業者の餌食となり、「不要なリフォーム5000万円」
とニュースになったのはご存知でしょう。1週間新聞を読んでいたら、1回はありそうなネタです。支払能力を考えない過剰与信、
法の抜け穴等等の問題が被害を多くしています。

そんな様々な問題に対して、東京司法書士会を始めとした関連団体の求める

1 過剰与信規制の具体化
2 不適正与信防止義務と既払金返還責任
3 割賦払い要件と政令指定商品制の廃止
4 登録制の導入

をお願いしてきました。

港区のみではなく、23区、武蔵野市、三鷹市、西東京市など28の市区町村を担当者が回ります。9月の中旬には、
ほとんどの地域での請願活動が終わる予定です。かなりの司法書士が協力してます。

消費者にとって安心できる改正となるでしょうか?期待して見守りたいと思います。

真面目なネタでつまんなかったですね(笑)。

2007年09月03日

新刊でました。「すぐに役立つ 成年後見制度の法律と手続き」

夏休みも終わり、いよいよ2学期の始まりです。子供の頃、2学期の始まりは、思いっきりブルーでしたが、
社会人になっても同じブルーな月曜日の始まりです。頑張っていきましょう。

 


 

暫く前に、ちと苦しんでいましたが、新刊がでます。


「すぐに役立つ 成年後見制度の法律と手続き」

これから成年後見に取り組もうという司法書士や後見人に就任する一般の方向きです。制度を悪用した事件がありましたが、
安心して成年後見制度を活用できる1冊となっております。

ご興味のある方は是非、お買い求め下さい。_(._.)_

2007年08月31日

政治家のスキャンダル 姫井氏も

「額賀事務所10年未登記」など政治家のスキャンダルが次々と報道されています。

未登記については、色々な政治家が報道されていますが、誰が登記簿謄本を取得して確認しているんでしょうね。
ずいぶん昔から未登記のようですが、今まで問題にされていなかっただけということでしょう。報道される前に、手を打ってもらいたいもんです。

同じ政治家でも、全国的に注目を浴びるとこんな報道まで。

民主党の参院議員、横峯良郎氏(47)の不倫&賭けゴルフ疑惑を報じ、同氏から5500万円の損害賠償訴訟を起こされた週刊新潮が、
30日発売号で疑惑の“第2弾”を報じる。また同党の新人議員、姫井由美子氏(48)の“不倫スキャンダル”
が同日発売の週刊文春で報じられることも分かった。(2007年08月30日 サンケイスポーツより)

せっかく虎退治して、唯一の国会議員兼司法書士となっただけに、ただのデマで終わるのをお祈りするのみ。

姫井氏は

「姫井ゆみ子」より
 
今回は週間文春において全く事実と歪んだ記事がでた事で皆様には多大なご心配をおかけ致しています事を深く心よりお詫びします

http://himei.jp/

とHPにコメントしています。

注目を浴びているだけに、うまいこと凌いでもらいたいもんです。司法書士業界の期待の星ですからね。。。応援してます。

2007年08月30日

司法書士をかたった悪質商法

先日の問題、解答が間違えておりました。正解は、C 公園で楽しくお話「公園ホステス」でした。失礼しました。

気を取り直して、悪質商法のお話。ついに司法書士もかたられました。

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悪質商法被害者からさらに詐取 (平成19年8月27日毎日新聞)

 仙台市泉区山の寺、無職、磯目憲一(27)▽同市若林区霞目、無職、佐々木直哉
(33)の両容疑者を、同市内の20代女性から計120万円をだまし取った詐欺容疑で逮捕したと25日に発表。
磯目容疑者は昨年12月〜今年1月、「以前70万円で販売した布団を返品し、クレジットの支払いもなくせるが、訴訟費などが必要」
ともちかけ、現金50万円などをだまし取った疑い。佐々木容疑者は2月、
磯目容疑者から依頼された司法書士をかたり、「早く裁判して還付金を受け取るには金が必要」
などと70万円をだまし取った疑い。磯目容疑者は以前務めていた訪問販売会社で、この女性にローンを組ませ高額で布団を売りつけていた。

いつかはこんな日が来ると思っていましたが、とうとう司法書士を語る犯罪の登場です。弁護士をかたる犯罪はありましたが、
司法書士ですか。。。

被害額が簡裁の代理権の範囲内というのがリアリティーのあります。これらの容疑者は、司法書士の簡裁代理を知っていたんでしょうね。
こんなマニアックな詐欺は勘弁してもらいたいもんです。

「早く裁判して還付金」という部分はチンプンカンプンな言い訳ですが、この女性は現に騙されていますので、第2、
第3の犯罪が出る前に、司法書士会も注意を呼びかけたほうがいいかもしれません。

高齢の方にこの手の悪徳商法の被害者は多いんですが、この被害者は20代。高額布団のローンは組まされるは、50万円、
70万円と騙し取られてしまっています。詳しい内容はわかりませんが、手口が巧妙になっているんでしょうね。

もしかしたら、高額布団の購入者リストも世に出回っているのかもしれません。身の回りにそんな人がいたら、注意してあげて下さい。

2007年08月29日

東京登記実務協議会対策委員会

昨日はある委員会に出席しておりました。リーガル本部の法人後見委員会は、先日無事卒業しましたから、今回は別の委員会です。
その名は、

東京登記実務協議会対策委員会

長ったらしい名前です。
東京法務局と東京司法書士会とは、相互に登記実務に関して協議する場(東京登記実務協議会)があります。そこでどう対応するのか
「あーでもない、こーでもない」と対策を講じる委員会です。東京法務局との唯一の接点のある委員会でもあります。

管轄によって異なる不統一事例の解消がこの委員会のメインテーマとなります。

この委員会に出席してまだ2回目ですが、「必殺!登記職人」の集まりの印象を受けています。

ひとつの会務である法人後見委員会を卒業して、新たな会務を引き受けるつもりはありませんでしたが、「登記職人」
の集まる勉強会のような委員会ですので、「自分の勉強のためにもなるな」と委員になってしまいました。

多重会務もまだまだ続きます。