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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2007年04月10日

恋は盲目

昨日は失礼しました。さて今日は一風変わった司法書士逮捕のお話。

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「結婚したかった」と婚姻届偽造 容疑で司法書士再逮捕
2007年04月07日朝日新聞より引用、(氏名は伏せてあります。)

交際を断られた女性との婚姻届を偽造して届け出たとして、
宮城県警仙台北警察署は7日、仙台市泉区寺岡4丁目、司法書士K容疑者(39)を有印私文書偽造・
同行使および電磁的公正証書原本不実記録・同供用の疑いで再逮捕した。K容疑者は「結婚したかった」と容疑を認めているという。

 調べでは、K容疑者は2月ごろ、交際を断られた同市青葉区に住む女性(32)
との婚姻届を偽造して青葉区役所に提出。公正証書の原本として使われる住民基本台帳などに婚姻を記録させた疑い。

K容疑者は「愛している」などと書いた手紙を5、6通郵送したとして3月、
ストーカー規制法違反容疑で逮捕、起訴された。手紙の中に2人を夫婦と記した住民票が入っていたため、女性が区役所に相談していた。

「なんだかなあ」というかんじのニュース。愛し合っていれば、「愛している」という手紙を100通書こうが、何の問題もないはず。
でも嫌がられているとストーカー規制法違反。39歳と32歳のある意味「結婚しても違和感のない年齢差」、彼女さえ問題なければ本来は、
おめでたい話です。

司法書士であれば、今自分のやっていることが有印私文書偽造・同行使および電磁的公正証書原本不実記録・
同供用に該当するのは知っていて当たり前です。「恋は盲目」、「恋の山には孔子の倒れといった」ところでしょうか。

ここまで人を好きになってしまって理性を失ってしまった司法書士。司法書士の犯罪は業界の不利益になるに間違いはないですけど、
個人的には多少「同情の余地あり」です。身の破滅に繋がってしまった悲しい恋の結末は、笑い話にできない物悲しさがあります。

若い独身司法書士の皆さん、いい恋愛を!!

次回、この手のニュースがない限りは司法書士と出張のお話。

 

2007年04月03日

法務省のシステムも私も忙殺。。。

年度末でドタバタしておりました。が、尋常じゃない仕事量に自分の限界を感じています。自分の処理能力もギリギリ。
更に明日は終日岐阜に地方出張。。。限界が来ます。

限界といえば、法務省のオンラインシステムも限界。しかしこちらは限界超え。
公証人役場のお姉さんにシステム回復した瞬間に電話してもらったんですが、ログインできず。。。明日どうにかしないとそろそろピンチです。

全国で混乱しまくりの法務省のオンラインシステム。こうならないよう私の限界を超えないよう何とか処理します。

業務連絡
明日終日出張です。お急ぎの方は事務所スタッフにお電話下さい。時間ある方は私のメールにどうぞ。


 

2007年04月02日

司法書士と4月になったアレコレ

4月になりました。毎年ワンパターンですが、ピカピカの新入社員の皆さん、おめでとうございます。

そんな4月、司法書士を取り巻くものが色々変わりました。

@ADR法
(裁判外紛争解決手続の利用の促進に関する法律)がスタート

A登記情報提供サービスの利用料金の値下げ
(770円→480円)

Bオンラインによる登記事項証明書の送付請求も値下げ
(1000円→700円)
C定款の電子認証が法務省のオンライン申請システム経由になりました。

D平成19年度司法書士試験の受験案内が出ました。

このほかにも年金分割やら男女雇用機会均等法の改正やらも昨日からスタート。

実務上一番影響があるのは、やっぱりAの値下げでしょう。従来の閲覧より安くなったのは割安感があります。そして地味に「表示年月日」
が記載される仕様になりましたので、ネットで取得したものにわざわざいつ取得したかスタンプを押さなくてもよくなりました。
地味な変更ですけど、便利。

Bも同様にうれしい値下げではありますけど、事務所が法務局の目の前ということを差し引いたとしても、
ちょっと使えないかんじがしますね。同一法人の登記簿謄本を50通以上とか取得する場合には利用しようかなとも思いますけど、
ちょっとイマイチ。

Dについては、頑張れとしか言えません(笑)。

そして都心の司法書士には影響が最も大きいと思われるのがのがCの定款の電子認証のオンラインシステム経由。
4月に入ってすぐの設立の分は3月中に認証してましたから、今日はトラブルに巻き込まれることはありませんでしたが、
やっぱりトラブルがあったようです。高齢の公証人のITスキルの問題、3月に認証した格納データによる補正、
ユーザーのPC環境の問題などが当然に問題となると思っていましたが、実際は法務省の申請システムにアクセスが集中して繋がりにくくなるというトラブルが最も被害大。
こうなるのは分かってたんじゃないの?と首を傾げたくなります。

予想通り、システム経由初日を避けて正解でした。これでハマった方いらっしゃいます??

 

2007年03月28日

MSCB発行の新ルール

今日は夕方の遅い時間からミーティングがありますので、早めのアップ。今日はMSCBのお話。

商事法務(No.1795)のスクランブルに「MSCB発行の最善策」という記事が掲載されています。

ちなみにデータ上では、2005年上期には公募増資を上回る5079億円、全体の57%を占め、
メジャーな資金調達手段となったMSCBも、裁判所による発行差し止めなどの影響で2006年下期には442億円(全体の4%)
とぐっとボリュームも減り、件数も7件(ちなみに2005年上期は61件)となっています。

件数は減ったとはいえ、様々な問題のあるMSCBに関して、日本証券業協会の新ルールが発表されています。

会員におけるMSCBの取り扱いのあり方等について
(会員における引受審査のあり方等に関するワーキンググループ最終報告)
ちょっとボリュームありますが、
興味ある方はご覧下さい。

MSCBに対する転換スピードの規制など実効性の高いものもありますが、後手後手の部分も否めません。

高度な金融商品もいいですけど、一般の投資家が安心して参入できる市場を希望したいと思います。

追伸
明日は、12月決算の会社のサッポロ、山崎製パン、楽天などの株主総会。特にサッポロは買収攻防の第1戦、注目しましょう。

 

2007年03月27日

今年の新入社員は「デイトレーダー型」

期末の苦しい時期、皆さんいかがお過ごしでしょうか?こちらは苦しい日々を送っています。
この期末を乗り越えると、4月。今年も新入社員が登場する時期です。

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今年の新入社員は「デイトレーダー型」=早期転職で自己実現?−生産性本部
(3月26日 時事通信より引用)

 社会経済生産性本部(牛尾治朗会長)は26日、
2007年度の新入社員のタイプを「デイトレーダー型」と命名したと発表した。自己主張型で、常に良い待遇・
仕事を求めて転職をもくろむ傾向を、一日に多くの株取引を行い、細かく利益を確定する個人投資家になぞらえた。
 今年は景気回復を背景に学生を取り巻く雇用環境が変わり、「売り手市場」だった。最近の新入社員は、
就職した会社への愛社精神は乏しいが、自己実現への思いは強いという。 
 

昔からこの手のタイプは外資には良くいましたが、今やこんな時代ですか。私が新入社員だった頃(まだ昭和の頃ですが。。。)、
「新人類」だと馬鹿にされていたと思っていましたが、調べてみると私が入社した昭和63年は「養殖ハマチ型」と命名されていたようです。

世代間のギャップは今に始まったことでもなく、ギリシャ時代から「今の若いもんは。。。」的な発言があったようですが、
こちらサイドの視点から見ると新入社員はイタイ場合が多いですね。

急成長を遂げて、早く「今の若いもんは。。。」的な発言ができる(?)社会人になってもらいたいところです。

今年「デイトレーダー型」と命名した生産性本部ですが、過去4年間は「ネットオークション型」「発光ダイオード型」「カメラ付携帯型」
「ブログ型」などと呼ばれていました。

さて問題。昨年の新入社員はどれだったでしょうか?憶えてますか???

A「ネットオークション型」
B「発光ダイオード型」
C「カメラ付携帯型」
D「ブログ型」

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