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司法書士法人ファルコは商業登記・会社登記・法人登記を中心とした企業法務コンサルティングに特化した専門家集団です。

ブログ

2007年02月23日

39度2分です。

インフルエンザです。
(+_+)


 



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2007年02月21日

多忙につき短文失礼

今日はこれから第1ブロックの相談事業担当者会議に出席します。今日は通常の仕事、会務、会務関連諸事情に加え、
法人後見の担当地域の報告書150Pのチェックと忙しさここに極まるといった1日でした。

そんな中、ある商業登記の登記のあがりをチェックしていたら、いつもと登記簿の記載が違っているのを発見しました。
同種の申請で数日前の他の管轄のあがりとは明らかに異なります。複数の管轄に問い合わせしてみましたが、
この記載に関する運用が違う様子でした。会社法施行から落ち着いた感のある商業登記ですが、
隅々までよく見るとまだ不安定な部分もあるようです。

登記簿謄本の納期が遅れ、お客様にはいい迷惑です。。。

 

2007年02月20日

痴漢冤罪事件に巻き込まれるリスク その2

ただでさえ忙しいのに、第1ブロックの相談事業の手配などもありまして、先日は更新できず失礼しました。
明日は夕方から第1ブロックの相談事業の担当者会議です。。。

さて先日のつづき。

地位や名誉がある人に限って痴漢をしてしまうのか?「あと1ヶ月で定年退職するのに」、「ばれたら俺の地位が。。。」、
「目の前の女性が。。。」、「満員電車で密着して。。。」と心の中で葛藤があるのか?
普通に考えても地位や名誉がある人が一般人より衝動的に痴漢行為をする訳じゃないと思います。正確な統計がありませんから、
何とも言えませんけど、たぶん相当な数が現行犯逮捕される中、ほとんどが地位や名誉がない人の犯罪といったところじゃないでしょうか。

たまたま報道されるのがインパクトが大きく記憶に残るというだけです。

痴漢行為を「やった」のなら逮捕されて当然ですし、表面に出ていない被害もいっぱいあると思います。この手の犯罪は減らして当然。
でも映画のように冤罪だったら。。。

司法書士だけではなく、サラリーマンも冤罪で逮捕されるとその結果に関係なく、社会的に抹殺されます。信頼関係のない夫婦・
家庭ではその内部まで崩壊してしまいます。どれだけの期間社会から隔離され、どんな扱いを受けるかは映画を観て頂きましょう。

うちの事務所の場合、私が痴漢冤罪事件に巻き込まれると、事実上の業務停止。
幸いなことに経営者ですから退職を余儀なくされる心配はありませんし、雇用先を新しく探す必要もありません。
しかし業務停止に似た状態になるのは現実です。

先日電車に乗った時も「おじさんの隣に座っていれば安全」と思っていたら、おじさんと入れ替わりに女子高校生。
しかも私が座っている側のパケットをもぞもぞさせて携帯を取り出したりという事態。悲鳴でもあれば一発でアウトです(笑)。

私の場合はたまたま自宅と職場が近いという恵まれた環境ですから、リスクは最小限に抑えられますが、普通はそうはうまくいきません。

リスクを最小限にするために、皆さん色々な工夫をされているようです。どんな工夫かはオリコンさんがアンケートされていました。

http://www.oricon.co.jp/news/ranking/42248/

「君子危うきに近寄らず」が最良のリスク回避のようです。特殊な責任限定契約でも欲しいところですね(笑)。
 

2007年02月16日

痴漢冤罪事件に巻き込まれるリスク

ちょっ前のニュースになりますが、「2006年、邦画の興行収入がが洋画のそれを上回った。」
というのがありました。映画に行く機会があまりない私も、去年の邦画ベスト10に入った「ドラえもん のび太の恐竜2006」
は子供と二人で観に行きました(笑)。

今年もまた洋画を邦画が上回りそうな作品が多いですね。バブル世代としては、ホイチョイ・プロの「バブルへGO!!
タイムマシンはドラム式」も非常に興味がありますし、痴漢冤罪事件を題材にした「それでもボクはやってない」は是非観に行きたいところです。

先日、ある地方都市で会社設立する案件があり、定款の電子認証可能な数少ない指定公証人のところに行ってきました。当然、
電車に乗って移動しなければならない距離でしたので、久しぶりに電車に乗りました

「久しぶりの電車だとぉ〜〜?」

ちょっと反感を買いそうですが、自宅と事務所が近いという自営業の強みもあって、電車にはほとんど乗りません。
だってリスクが大きいですから。

「何のリスクだよぉ?」

と、またつっこまれそうですが、「痴漢冤罪事件に巻き込まれるリスク」です。

痴漢といえばミラーマンこと植草教授が有名ですが、10日には東大の副理事が現行犯逮捕されたのはもうご存知でしょう。
何でこんな地位、こんな立場の人がと思ってしまうような人が痴漢で逮捕されてますね。警官だって逮捕されますし、弁護士にもいましたね。
そういえば裁判所の関係者もいました。

そんな真面目そうな人がなぜ?こちらのニュースなどは司法書士には微妙なニュースです。
(痛々しいので被告の名はイニシャルに変えました。)

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東京法務局登記官が痴漢=出勤の電車内、懲戒免職
 出勤途中の電車内で女性の体を触ったとして、東京法務局の統括登記官K被告(60)が強制わいせつの現行犯で逮捕、
起訴されていたことが16日、分かった。同法務局は同日付でK被告を懲戒免職処分にした。
 同法務局によると、K被告は昨年11月28日午前7時35分ごろから約10分間、JR京葉線新浦安駅から新木場駅の間で、女性(17)
の体に触った。女性と友人が取り押さえ、八丁堀駅で駅員に引き渡した。
 K被告は面会した同法務局職員に対し、容疑を否認したが、今月5日、東京地裁の初公判で起訴事実を認めた。
同被告は来月末で定年退官の予定だった。

(2007/02/16-17:19時事通信より引用)

来月で定年退官という部分がより強く「一体なぜ?」という気持ちを大きくします。

週末にネタが「つづく」のは顰蹙なのは知っておりますが、かなり長文になりそうなので、週跨ぎします。

週末暇な方は痴漢で無罪の判決でも読んどいて下さい。長いですけど、いい味があります。ちなみに平成49年と平成59年が出てきます
(笑)。今日の写真がなぜ新幹線かもお分かり頂けます(笑)。
大阪地判平成18(わ)1704

 

2007年02月15日

取締役会 リンナイの場合

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リンナイの全取締役、緊急会議で「公表せず」
 3人が死亡したリンナイ(名古屋市)製ガス瞬間湯沸かし器の一酸化炭素(CO)中毒事故で、
2004年までに発生した4件の事故を受け、当時の社長ら全取締役が緊急会議を開いて対応を協議しながら、
製品の回収や消費者への周知徹底などの抜本的な対策を見送っていたことが10日、関係者の話で分かった。「当社に責任はない」
と結論づけたためだが、事故情報を開示して注意喚起しておけば新たな事故は防げた可能性も指摘され、
同社の安全対策のあり方が問われそうだ。
(平成19年2月10日NIKKEI NETより引用)

以前のブログ
「取締役会議事録のない理由」
でパロマの問題に触れましたが、今度はリンナイです。
パロマの取締役会を開催していないという危機的状況よりはましですが、せっかく開催した取締役会で対策を見送っていたとの非難記事。

企業の責任が日増しに大きくなってきた気がしませんか?パロマの事故の再発防止と経営改革に関する提言レポートの結びにあった
「企業の社会的責任とは、法令順守のレベルに止まるものではない。 法令順守は前提であり、それを超える行動が企業には求められている。」
という言葉が輝いてみえますね。

数年前であれば、リンナイの企業としての対応がここまで報道されることは無かったのではないかとも思います。記事を読むと
「確かに早期対応があれば」と単純に納得してしまいますが、ここまで叩かれる時代になったということですかね。

「どんな些細な不祥事も早期に情報開示し、適切にそして厳格に対応していく。」

白髪頭や禿頭が深々と謝罪しているニュースは、正直うんざりです。