2012年07月25日
クラブでダンス その2
さて、おとといのつづき。
私の大学生の頃、ナイト・クラビングなるものが流行っていました。この頃のクラブは踊らず、ひたすらオシャレに(?)飲むだけの場所。
西麻布の328、レッドシューズ、シリン、ウォッカトニック、フォックスバーローなどの有名店をハシゴするだけ。
そんなクラブが今のクラブになったのは、たぶん「ロクジェー(六本木のJ-Trip Bar)が始めだったと思います。
それからクラブは踊れるところというのが定着し、次々にオープンしました。
ニュースで署名活動を行っている音楽家の一人は、坂本龍一さんですけど、彼も当時相当遊んでらっしゃって、
あちこちのクラブで顔を合わせていました。
風俗営業適正化法が幸福追求権を侵害するか否かが問題となり、坂本龍一さん運動されてらっしゃるぐらいなので、
昔遊んでいた立場からすると当然、署名運動でもしないといけないようですが、個人的には逆の立場。
かなりなレベルの遊び場であるので、未成年者の飲酒・喫煙は助長しますし、暴れたい盛りの年頃が集結しますから、
暴力事件も当然ついて回ります。場合によっては、ドラッグに手を出したりと、いいことはあまりありません。
海外のクラブのように、パスポートを提示するなどの年齢確認が徹底されていたり、ある程度落ち着いた客層が中心となれば、
問題は少なくなるとは思いますが、日本のクラブの営業実体を考えると、それも難しそう。
自分が遊ぶことを考えるのであれば、規制緩和は歓迎すべきかもしれませんが、子を持つ親としては、心配のタネは少ないほうがいいです。
俺も歳とったなあ(笑)。